大人の為の部活系ゴスペルSatisfy My Soul(サティマイ)です。大阪中津・豊中・神戸元町・京都・博多天神・東京高田馬場・名古屋で練習しています♪

Show Up ! / John P. Kee & The New Life Community Choir

ゴスペル・スタディ

ジョン・P・キーの輝かしい活動の最初のピークとなったアルバム「Show Up !」

ジョン・P・キーはノースカロライナ州ダーロットに生まれました。幼い頃から音楽の才能にたけていた彼は13歳で最初のクワイアを作り、その後音楽芸術の専門学校に進みます。

しかしその頃から彼はカーク・フランクリンと同じように過酷なストリート・ライフを送るようになります。麻薬の取引の失敗で友人が殺されたことがきっかけで、彼はやくざな世界から足を洗います。彼は心が病み失意のどん底に叩き落されますが、地元のリバイバル集会に身を置くようになり、その後「ニューライフ・フェローシップ教会」に籍を置いたあたりから人生が良い方向に向き始めます。

教会で「New Life Community Choir」を立ち上げた彼は、この時からゴスペルの世界で活動を始めます。初めはクワイアより、彼自身のソウルフルなリード・ヴォーカルが注目され、1985年にGMWA(Gospel Music Workshop of America)のリード・ヴォーカリストに選ばれます。その後、ソロ・アルバムとクワイアのアルバムをバランスよく何枚かレコーディングし、10 を超えるステラ アワード、20 の GMWA エクセレンス アワード、ソウル トレイン アワード、2 つのビルボード ミュージック アワードなど、を受賞。そして1995年に「Show Up !」でグラミーにノミネートされ、商業的にも最初のピークが訪れます。

スモーク焚き過ぎ・・・。避難レベルです!!(笑)
アポロ・シアターのライブ。このヴァージョンが一番好き!

無理矢理 歌詞解説(和訳)

この歌詞解説は、「こう解釈すべきだ」というようなものではなく、BEE校長が長年の興味として行っている 1行ごとに聖句に照らし合わせてみたら、そこには個別の意味が存在するんじゃないかという「検証」です。 これによりサティマイのメンバーさんが曲を歌う時の「景色」や「色」に繋がればいいなと思い書いています。


この曲は信仰を通じて困難な時期に力と導きを得ることの重要性を伝えており、神への信頼と従順を通じて試練を乗り越え、力強く生きることができるというポジティブな応援歌に聞こえます。

神の存在や行動が必ずしも直ちには見えないかもしれないが、神は常に最適な時に介入し、わたしたちに必要なすべてを満たすことを信頼すべきだと教えています。神の計画は人間の理解を超えることがあり、神の介入は予期せぬ形で現れることがありますが、信仰を持って待つことが大切であるというメッセージを伝えています。

  • “If there be anyone who’s going through We have the answer to the problem for you”
    「困難を経験している人がいれば、私たちはあなたの問題に対する答えを持っています」
    • ヤコブの手紙1章2-4節。「わたしの兄弟たちよ、さまざまな試練に遭遇するとき、それを純粋な喜びと思いなさい」。
    • この歌詞は、信仰が人生の困難に対処するための答えを提供するという考えを示しており、試練を通じて信仰が強まるという聖書の教えを反映しています。
  • “Trust and obey, and never give in Only the strong shall survive and win”
    「信頼し、従い、決して諦めるな。強い者だけが生き残り、勝利する」
    • ローマ人への手紙5章3-4節。「苦難も、忍耐を生じ、忍耐は練達を生じ、練達は希望を生じる」。
    • 信仰と忍耐の重要性を強調しており、苦難を乗り越えることで霊的な成長が促されるという聖書の教えに基づいています。
  • “Just ask the question and the answer Shall come Just exercise your faith and know He’s the One”
    **「質問すれば答えが来る。ただ信仰を行使し、彼がその方であることを知れ」**
  • マタイによる福音書7章7-8節。「求めなさい、そうすれば与えられます。探しなさい、そうすれば見つかります。戸をたたきなさい、そうすれば開かれます」。
  • この部分は、神への信頼と祈りによって導きが得られることを示しています。神に対する信仰を行使し、祈りを通じて答えを求めることで、神が必要な答えと導きを提供することを信じることが強調されています。

If there is no sign, keep this in mind He’ll show up on time”
「兆しがなくても、これを心に留めておきなさい。彼はちょうどいい時に現れる」

  • ハバクク書2章3節。「それはまだ定められた時を待っているが、終わりは急に来る。それが遅れると思っても、待ちなさい。それは必ず来る。遅れることはない」。
  • 神のタイミングが常に完璧であることを信じることを強調しています。神の計画や約束は、我々の理解を超えていることが多く、神は必要な時に、最も適切な方法で行動することを保証しています。兆しが見えなくても、神は常に時宜にかなった方法で現れるという信仰を表しています。

If there be anyone, that’s going through We’ve got the answer for you!”
「困難を経験している人がいれば、私たちにはあなたのための答えがあります!」

  • マタイによる福音書11章28節。「わたしのところに来なさい。働きすぎて疲れ、重荷を負っているあなたがたすべてを、わたしが休ませてあげよう」。
  • 人生の困難や試練に直面している人々に対し、神が解決策を提供することを約束しています。イエス・キリストは、疲れたり重荷を負っている人々に対して休息と安らぎを提供すると約束しており、この歌詞はその教えを反映しています。

God is not a man that will tell you a lie If He tells you so, on Him you can rely”
「神は嘘をつく人間とは違う。彼がそう言うなら、彼に頼ることができる」

  • 民数記23章19節。「神は人間ではないので、嘘をつかない。人の子ではないので、心変わりをしない。彼が言ったことを行わないことがあり得るだろうか」。
  • この歌詞は、神が信頼できる存在であることを強調しています。神は嘘をつくことがなく、彼の約束は確実であるという信仰を表しています。

“(He is not slack concerning His promise)”
「(彼は自分の約束に怠慢ではない)」

  • 2ペテロの手紙3章9節。「主は約束に関して怠慢なのではなく、ある人々が怠慢だと考えるようなことはありません。むしろ、あなたがたに対して忍耐をもっておられます。」
  • この部分は、神が約束を果たすことに決して怠慢ではないことを示しています。神のタイミングは完璧であり、彼は約束を必ず守ります。