Satisfy My Soul プロフィール

コンセプトは「大人の部活」

始まりは、強気なオラオラ集団

シンガーBee芦原が2001年に開校したゴスペル教室「ゴスペル塾」は、「自力で活動できるゴスペルグループの育成」をテーマに掲げ、大阪、京都、兵庫の各地で10人～20人編成のゴスペルグループを次々と誕生させてきました。

これらのグループの多くは、未来を担う20代から30代の若者たちで構成されており、彼らは熱く語り、歌い、時にはぶつかり合いながら、自分達の手でグループを成長させていったのです。

「所詮は習い事、アマチュアの趣味でしょう」なんて思われるかもしれませんが、「アマチュアが本気になった時」の面白さ、そのパワーは、プロだアマチュアだなんて吹き飛ばしちゃいます！これはぜひ実際に体験してもらいたいです！

「ゴスペルを一生歌い続けられる場所」ヘ

それから20年を経て、現在は、ゴスペル塾から進化した「Satisfy My Soul」として活動を続けています。メンバーは40代から60代の女性が中心です。ゴスペル塾としての役割がひと段落した2006年、子育てや仕事、家庭と両立しながらでも「ゴスペルを一生歌い続けられる場所」を提供したいと考えるようになりました。

現在は、より多くの人々に開かれたゴスペル教室として、関西（大阪・神戸・京都）、関東（東京）、中部（名古屋・鶴舞）、九州（福岡・天神）の4拠点で活動を展開しています。

大人になって封印してしまった「自分らしさ」

「自分らしさとは何だろう？」と考えたのは、いつぶりでしょうか？ 私たちは大人になり、社会に出て大きな責任を負い、毎日精一杯生きています。だからこそ、歌っているときには、いつの間にか封印してしまった「本当の自分」を思い出してほしいと思います。

Satisfy My Soulが他のゴスペル教室と違っているとすれば、それは自分らしさを表現できる「自由」がある部分かもしれません。もちろん、合唱ですので一人だけ違うメロディを歌ったり、練習をしてこないのはダメです。「自由」と「自分勝手」は似て非なるものです。

大切なこと、それは「得意を伸ばす」こと

「ゴスペル塾」時代から、私たちが一貫して大切にしているのは、「苦手なことを克服する」よりも「自分の個性を理解し、得意な部分をさらに魅力的に伸ばす」ことです。

ゴスペルを習う多くの方は、「私なんて歌が下手だから…」や「ゴスペルだったら一人で歌わなくてもいいと思って…」と言います。そのように、苦手なことは幾つでも思いつくのに、反対に「あなたの歌の良いところを教えてください」と尋ねると、一つも答えられないのです。

人から自分の良さを教えてもらうのも一つの方法かもしれません。初めの1歩としてはいいかもしれません。「あなた、素敵な声ね」なんて言われたら嬉しいものです。しかし、もし自分ではそう思っていなかったら、「自分の声は変だ」と思っていたら…どうでしょうか？

自分の良さを他人に決めてもらうのではなく、あなたは自分で自分の歌に納得して、自信を持って歌いたいと思っているのではないでしょうか？

本気で向き合う決心をしたら

大切なお金を使って来ていただくのですから、正直に申し上げます。Satisfy My Soulのレッスンは、メロディと歌詞を覚えるだけで満足する方には合いません。偉そうに聞こえるかもしれませんが、私たちにはメロディや発音を教える以上に得意なことがあります。

多くの人は、メロディと歌詞を覚えた後、「自己流」もしくは「先生のモノマネ」に走りがちです。しかし、簡単に自分や他人のセンスに委ねるのではなく、本来はそこで「原点」に戻るべきです。代表のBEE芦原に言わせれば、講師もモノマネに過ぎません。原曲こそが唯一のお手本なのです。

Satisfy My Soulのレッスンでは、誰も声を出さずにみんなで原曲を聴く時間を多く設けています。ここで「感性」を養うことで「発見する力」が生まれ、歌い手として最も大切な「自己判断力」を得ることができます。

ここまで読んでくださってありがとうございます。長くなりましたが、この文章にピンときた方は、ぜひ一緒に歌いましょう。

神様、どうか私の魂を喜びで満たしてください

グループ名の由来

クワイア名は大好きなレゲエの父ボブ・マーリーの曲から名付けました。

人生において本当の幸せとは何でしょうか？お金持ちになることでしょうか。特別なことをして人からすごいと言われることでしょうか。

心が平安に満たされるのは、「日々の当たり前の出来事に感動し、やわらかい気持ちでそのことに感謝できる状態」だと思います。「やってもらって当たり前」を捨てて、自ら奉仕の心を持って参加し、お互いが認め合えるグループになれば、みんなが「Satisfy My Soul」をリアルなものにできると思っています。