Total Praise / 全身全霊の賛美
これぞゴスペル!リチャード・スモールウッドの名曲
Total Praise / Richard Smallwoodです。
Jesus is my helpもそうですが、これも詩篇の121がテーマですね。
Lord, I will lift my eyes to the hills
主よ、私は山に目を向けます
詩篇 121:1-2「私は山々に向かって目を上げる。私の助けはどこから来るのか。私の助けは天地を造られた主から来る。」
この箇所は、困難な時に私たちが助けを求めるために神に目を向けることを思い起こさせます。神の存在は私たちに安心と希望をもたらします。
Knowing my help is coming from You
私の助けがあなたから来ることを知っています
イザヤ書 41:10「恐れるな、わたしはあなたとともにいる。たじろぐな、わたしがあなたの神だから。」
神が常に私たちを助け、守ってくださることを確信することで、私たちは恐れずに前に進むことができます。
Your peace, You give me in time of the storm
嵐の時にあなたの平和を私に与えてくださる
フィリピ書 4:7「そして、すべての理解を超える神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守るであろう。」
どんな困難に直面しても、神の平安は私たちの心を守り、静めてくれます。
You are the source of my strength
あなたは私の力の源です
イザヤ書 40:31「しかし、主に望みをおく者は新たな力を得る。」
神に頼ることで、新しい力と勇気が与えられます。
You are the strength of my life
あなたは私の命の力です
詩篇 27:1「主は私の光、私の救い、私は誰を恐れよう。主は私の命の砦、私は誰を恐れよう。」
神が私たちの命の力であり、砦であるため、私たちはどんな試練にも立ち向かうことができます。
I lift my hands in total praise to You
私は全き賛美をもってあなたに手を挙げます
詩篇 63:4「私は生きている限りあなたをほめ、あなたの御名により私の手を挙げます。」
神に対する賛美と感謝は、私たちの心を喜びで満たし、神との親密な関係を築きます。
Amen, Amen, Amen, Amen
アーメン、アーメン、アーメン、アーメン
黙示録 7:12「アーメン、賛美と栄光と知恵と感謝と誉れと力と力とが、私たちの神に世々限りなくありますように。」
「アーメン」は、私たちの信仰と確信を表す言葉であり、神への賛美と感謝を強く示します。
解説
この歌詞は、神への信頼と賛美を表しています。私たちが困難に直面する時、神が私たちの力となり、平和と助けを与えてくださることを思い起こさせます。神の存在を信じることで、私たちはどんな試練も乗り越える力を得ることができます。また、神への賛美と感謝は、私たちの心に喜びと平安をもたらし、より深い信仰とつながりを築く助けとなります。賛美歌を通して、神の愛と力を感じ、日々の生活に希望と力を与えられることを願っています。
mine eyesのところは、どう考えても普通はmy eyesなんですが、こういう言葉の使い方のようです。
ちなみにAmenは北米だとエイメンと発音するのが一般的ですが、これはアーメンですね。
アーメンをどれだけ力強く歌うかがポイント
アーメンとは・・・同意しますという意味。「その通り!」みたいな。関西弁で言えば「せやせや!」
普通は礼拝などで牧師先生や導師が言う言葉に対しての同意に使います。
例えば・・牧師「神様は素晴らしい!」 信徒「アーメン(エーメン)」
でもこの曲のアーメンは自分の言葉に対してのものです。
verseの中で歌う「あなたは私の命の源。だから私は全身全霊であなたを賛美します」に対しての「私が今ささげた言葉に一切の迷いはありません。心から誓います!」という意味のアーメンです。
全てを語った後のこのアーメンこそが腹をくくった「歌い手の意志」なのです。
ちなみに僕がシカゴ・ゴスペル・フェスティバルに行ったとき、ラストにシカゴ中のゴスペル・シンガーがこの曲を大合唱しました。その時の最後のアーメンはメーーーーーーーーーンが10分以上続きました。感動のあまり泣いてしまいました。
自分の意志、自分の解釈を持ってこそ「ゴスペル」です。
ちなみに同じエーメンでもアンドレ・クロウチの名曲で僕らの大切なレパートリー「Let The Church Say Amen」の中のエーメンは「すべてを受け入れます」という意味が一番いいと思います。
投稿者
kingbee33@gmail.com