大人の為の部活系ゴスペルSatisfy My Soul(サティマイ)です。大阪中津・豊中・神戸元町・京都・博多天神・東京高田馬場・名古屋で練習しています♪

Total Praise / 全身全霊の賛美

ゴスペル・スタディ

これぞゴスペル!リチャード・スモールウッドの名曲

Total Praise / Richard Smallwoodです。

Jesus is my helpもそうですが、これも詩篇の121がテーマですね。


Lord, I will lift mine eyes to the hills
主よ、私は丘に向かって目を上げる

Knowing my help is coming from You
私の救いはあなたから来ることを知る

Your peace You give me in time of the storm
嵐のような困難なときでも、あなたは私に平安を与えてくださる

You are the source of my strength
あなたこそは、私の力の源

You are the strength of my life
あなたこそは、私の人生の力

I lift my hands in total praise to You
私は両手を挙げて全身全霊であなたを賛美します

Amen, Amen, Amen, Amen
Amen, Amen, Amen, Amen
アーメン

詩篇 121

都上りの歌
1 私は山に向かって目を上げる。私の助けは、どこから来るのだろうか。
2 私の助けは、天地を造られた主から来る。
3 主はあなたの足をよろけさせず、あなたを守る方は、まどろむこともない。
4 見よ。イスラエルを守る方は、まどろむこともなく、眠ることもない。
5 主は、あなたを守る方。主は、あなたの右の手をおおう陰。
6 昼も、日が、あなたを打つことがなく、夜も、月が、あなたを打つことはない。
7 主は、すべてのわざわいから、あなたを守り、あなたのいのちを守られる。
8 主は、あなたを、行くにも帰るにも、今よりとこしえまでも守られる。

mine eyesのところは、どう考えても普通はmy eyesなんですが、こういう言葉の使い方のようです。
ちなみにAmenは北米だとエイメンと発音するのが一般的ですが、これはアーメンですね。

アーメンをどれだけ力強く歌うかがポイント

アーメンとは・・・同意しますという意味。「その通り!」みたいな。関西弁で言えば「せやせや!」

普通は礼拝などで牧師先生や導師が言う言葉に対しての同意に使います。

例えば・・牧師「神様は素晴らしい!」 信徒「アーメン(エーメン)」

でもこの曲のアーメンは自分の言葉に対してのものです。

verseの中で歌う「あなたは私の命の源。だから私は全身全霊であなたを賛美します」に対しての「私が今ささげた言葉に一切の迷いはありません。心から誓います!」という意味のアーメンです。

全てを語った後のこのアーメンこそが腹をくくった「歌い手の意志」なのです。

ちなみに僕がシカゴ・ゴスペル・フェスティバルに行ったとき、ラストにシカゴ中のゴスペル・シンガーがこの曲を大合唱しました。その時の最後のアーメンはメーーーーーーーーーンが10分以上続きました。感動のあまり泣いてしまいました。

自分の意志、自分の解釈を持ってこそ「ゴスペル」です。

ちなみに同じエーメンでもアンドレ・クロウチの名曲で僕らの大切なレパートリー「Let The Church Say Amen」の中のエーメンは「すべてを受け入れます」という意味が一番いいと思います。