Bee芦原の解説付きゴスペル&黒人霊歌弾語りVOL.2 / DEEP RIVER (深い河)
“Deep River, Lord, My home is over Jordan”
「ディープ・リバー、主よ、私の家はヨルダンの向こうに」
ヨシュア記 3章14-17節。「祭司たちが、主の契約の箱を持ってヨルダン川に足を踏み入れると、川の水が遠く上流で止まり、一面の乾いた地となった。そうして、すべての民は川を渡って行った。」
この歌詞は、解放と約束された地への渇望を象徴的に表現しています。ヨルダン川の渡河は、イスラエルの人々が約束の地へ入る際の重要な出来事であり、ここでは霊的な故郷への希望と、苦難を乗り越えた先にある平和への渇望が歌われています。
“Deep River, Lord, I want to cross over into campground”
「ディープ・リバー、主よ、キャンプ場へ渡りたいのです」
ヨシュア記 4章22-24節。「あなたがたの子供たちに、『イスラエルの民がこのヨルダンを渡ったのは、主がヨルダンの水を我々の前で乾かされたからだ』と語り伝えなさい。」
「キャンプ場へ渡りたい」という願いは、霊的な旅の終わりにある休息と安息の地、すなわち約束された地を象徴しています。この表現は、信者が経験する試練や苦難を乗り越え、最終的に平和と安らぎを見出す場所への強い願望を示しています。
“Oh, don’t you want to go to that gospel feast”
「ああ、あなたもその福音の祝宴に行きたくないですか」
ルカによる福音書14章15-24節。「ある人が、『神の国で食事をする者は幸いである』と言ったとき、イエスは…」
ここでの「福音の祝宴」は、神の国での最終的な集いを指しており、すべての信者が集まり、永遠の平和と喜びを分かち合う場を象徴しています。この表現は、信者たちに対する神の招待と、それに応じる喜びと期待を強調しています。
“That promised land where all is peace?”
「すべてが平和なその約束の地に」
創世記 12章1-3節。「主はアブラムに言われた、『あなたの国、あなたの親族、あなたの父の家を離れ、わたしが示す地へ行け。』」
約束の地は、神がアブラハムとその子孫に約束した地であり、信仰に基づく旅の終わりにある平和と充足の象徴です。この部分では、神の約束が果たされ、すべての苦しみが終わり、完全な平和が実現する未来への希望が歌われています。
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kingbee33@gmail.com