何度も歌うことで作り上げる心象風景
今日も6.22の夙川カトリック教会のライブに向けてのリード選考。
ライブ前のこの時期はこのような形で複数人がエントリーしている曲の場合何度も繰り返し歌うことになります。
実はこの繰り返し歌う時間というのがすごくクワイアにとっては重要な時間。
曲を覚えたての頃は単にパートの音を頭の中で追っているだけなので、歌うという作業を行っています。
でもある程度歌えるようになって、しかも10曲以上のレパートリーが頭に入っているこの時期は、その曲が持つ独自のテンポ、リズム、そしてメッセージの意味などをフィーリングで感じながら歌うことができます。作業から創作へと変わる時間です。この時に心の中で感じている温度や色、見ている心象風景などが一人一人の違った音色を作るのだと思います。
なのでリードの選考会として先生は聴いているけれども、歌っているクワイアメンバーは自分の心の中で新しい発見を行ってもらいたいと思います。