コロナ禍にお互い励ましあって、そして再開。
約2年半ぶりにザ・ロイヤルパーク・キャンバス北浜のロビーラウンジで歌わせていただきました。
コロナ禍に入り、僕たちゴスペル界もですが、ホテル業界も相当苦しい時期だったと思います。それでも「ご機嫌伺い」という名目で、数か月に一度、総支配人にお電話してお互いの近況を報告しあっておりました。
会話の最後には必ず総支配人が、「芦原さん、必ずまた一緒にやりましょう！それまでお互い踏ん張りましょうね！」と言ってくれた言葉にどれだけ励まされたかわかりません。
そして約束通り、6月3日に行われた「3周年記念イベント」に出演依頼をいただきました。
仲間の旅立ち。大切な思いを込めて歌う。
この場所で歌うのは2020年2月のバレンタイン・デー・イベント以来です。
あの時は、もうすぐ目の前までコロナが迫ってきていて、何か得体のしれない恐怖を感じながらやりました。
上の写真がその時のものですが、一番右端にちょっと派手目の服を着たメンバーが写ってます。
「まっちゃん」・・・彼女はこの後、2021年9月に癌が見つかり、そして2022年5月頭に天国へと旅立ちました。
彼女と僕たちが最後に歌ったのがこの場所でした。
なので、彼女が大好きだった「Church Medley」を急遽メニューに追加し、彼女とともに歌いました。
大切な事を忘れずに・・でも新しい章の始まり。
これからもきっといろんなことがあるんだと思います。
でも今回、みんなで「大切な場所」を守り切った経験は、これからの僕たちの大きな支えになると思います。
やっぱり僕たちに「ゴスペル」は必要です。決して「不要不急」なものではない！！
これからもこの場所で僕たちはゴスペルを歌います。
ソプラノの場所にちょっと派手目の花を飾って・・・。
