大人の為の部活系ゴスペルSatisfy My Soul(サティマイ)です。大阪中津・豊中・神戸元町・京都・博多天神・東京高田馬場・名古屋で練習しています♪

ピッチ(音程)・トレーニングに特化した個人レッスンがスタート!

ヴォイス・トレーニング

長いコロナ禍で多くの人が「音程」の正確さを失っています。

ビニール・シートとマスク着用の弊害が顕著に出ています

2020年初頭から2023年春位まで、わたしたちのような集団でコーラスをする「合唱隊」は世間様から「不要・不急」の扱いを受け、ほぼ活動の全てが出来なくなりました。なんとかして活動を続けるために、大量のビニール・シートを購入して、一人ずつビニール・ブースで囲ったうえで、マスクを着用して歌いました。

ほとんどの人が経験したことがあると思いますが、マスクをつけながら歌うのは非常に難しいです。息は苦しいし、なんせ口が開かないのです・・・。口を思い切り開けたらマスクがずり落ちてしまい、思い切り声を出すとマスクがびちょびちょになって不快な感じになります。そのため、知らず知らずのうちに私達は口をあまり開けずに、唇だけで歌うようになってしまいました。

そしてやっと2023年に入り、コロナが明けたときには私達の声はあり得ないほどやせ細ってしまってたのです。口をあまり開けずに、唇の内側で声を発している為、音がこもってしまい、ピッチが少しズレていてもほとんどの人が正確に聞き取れていないのです。

先生が注意するのはよっぽどひどい時です

長い間歌に携わってきましたが、まさか今まで当たり前に歌っていたのが急にできなくなるような時代が来るとは想像もしていませんでした。ですから、とにかくコロナ禍の中、帰ってきて一緒に支えてくれた生徒さんには、まず初めに「歌える喜び」を取り戻してもらいたいと思い、歌のクオリティについては後回しにしました。あくまでサティマイのレッスンにおけるBEE校長の場合ですけど・・・。せっかく歌えるようになったのですから、しょうもない細かい指導で暗い気持ちにさせるなんて絶対に避けたかったのです。

でも・・・そんな「とにかく楽しく喜びを共有する!」と強く決めていた心が揺らいでしまう程、私達の唄は正確な音程を失っていました。言葉を選ばずに言えば「めちゃくちゃ下手」になっていました。

「いまはまだそんなことをいう時期じゃない・・」と我慢してても、どうしても言いたくなる時があります。それは「明らかに本人が上手く歌えてると思っているんだろう」と言う風に見えてしまった時です。これはすぐに言ってあげないと危険です。そしてもう一つ・・・「ひどすぎ聴いてられない時」です。

とにかくピッチを直したい!

無力感の中に見つけた「小さな光」

僕(BEE校長)は、歌唱センスのある人に「こう考えてみたらいい」とか「もうひとつ、このような音色を持ったほうがいい」というアドバイスをするのをとても得意としています。要は歌えるシンガーをもっと表現力が豊かになるように導いたりする「プロデューサー業」が一番得意だし一番好きです。逆に「さほど練習をしていない」または「練習の仕方すらわからない」という人に教えを請われても、何を言ってあげたらいいのかまったくわからないというのが本音です。

だけど、いま僕の周りにいる人は「曲の練習」はめちゃ真面目にしているんですが、「歌の練習」をまったくしてない人がほとんどだと感じています。「歌の練習」ができない人が曲の練習をいくらしても、僕のアドバイスの意味は理解できません。なぜなら「トライ&エラー」の経験値が少なすぎて必要な「歌勘」が養われていないからです。

僕はコロナが明けてからずっとこの「無力感」「虚無感」の中でやってきました。本来の僕の持ち味である突っ込んだアドバイスができる人が、ほんの数名しかいないのです。

でも、そんな状況を打開するための一歩をどこに下ろすべきかを毎日考え、やはりどうにかして「ピッチ補正」をしなければ先に進めないという結論に達しました。逆に言えば、この結論に行きついたことが「唯一の小さな光」だと思っています。

いいおとなが時間とお金を使って、わざわざやらなくてもいいことをやるんだから、思い切り本気でやりましょう!

今回、ピッチとイヤー・トレーニングに特化した歌い手の為のアプリケーションを使って、ピッチ補正のプログラムを作ってみました。初めの方は「音階名」でとにかく何度も何度も歌い「ドレミファソラシド」の正確な高さを身体に埋め込んで、後天的「相対音感」をねじ込むというカリキュラムから始めます。

ひたすら面白くないスケールを、できるまで歌うわけですので、たぶん半分以上の人がつまらなくなって途中で辞めるでしょう。

「感覚」「感性」というものは、自分のものにさえしてしまったら永遠に自分から離れることはありません。でも大人のほとんどは、脳みそで「要・不要」を判断してしまいますので、感覚に達するまで続けたり楽しんだりすることはできません。なので「感覚で反応できる人」が残ればいいと思います。結局のところ、そこしかないですから。

できない理由、やらない理由、続けられない理由は、世の中に腐るほどありますし、心から同情するものもすくなくありません。どうすることもできないことが多いからこそ、目の前にいる「向き合いたい人」だけでも本気で背中を押してあげたいと思っています。

いいおとなが時間とお金を使って、わざわざやらなくてもいいことをやるんだから、思い切り本気でやりましょう!

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