大人の為の部活系ゴスペルSatisfy My Soul(サティマイ)です。大阪中津・豊中・神戸元町・京都・博多天神・東京高田馬場・名古屋で練習しています♪

When the saints go to worship / Donald Lawrence & The Tri-City Singers

和訳

ともに神を賛美する「礼拝」の喜びを歌った名曲

ドナルド・ローレンスの曲「When the Saints Go to Worship」は、「礼拝の時を得る喜び」を歌ったゴスペル曲です。

この曲は、クリスチャンが共に礼拝することの強さと結びつきを教えてくれます。神と近くなりたい、神の温もりを感じたいという私たちの深い希望を表しています。歌に出てくる「聖徒たち」は、神の道に従い、神の優しさを感じる人たちです。

「When the Saints Go to Worship」は、音楽的にも人を引き込み、尊敬と畏怖の気持ちを起こさせます。心を開いて神の素晴らしさに委ねることを勧めています。この曲は、礼拝で感じる変わりゆく力を体験し、心配ごとを忘れて神の良さに集中することの重要さを伝えています。

ドナルド・ローレンスのオリジナル・ヴァージョンも涙が出るほど素晴らしいのですが、僕がEverlasting Joy の時に選んだバージョンはベニータ・ワシントンのものです。彼女のヴォーカルの表現力はゴスペル界でもトップ・クラスだと僕は思っています。大好きです。

無理矢理歌詞解説(和訳)

この歌詞解説は、「こう解釈すべきだ」というようなものではなく、BEE校長が長年の興味として行っている 1行ごとに聖句に照らし合わせてみたら、そこには個別の意味が存在するんじゃないかという「検証」です。 これによりサティマイのメンバーさんが曲を歌う時の「景色」や「色」に繋がればいいなと思い書いています。


  • When the saints go to worship That’s when the king of kings shall come in”
    「聖徒が礼拝に行くとき、それが王の中の王が来るときである」
    • マタイによる福音書18章20節。「二人か三人がわたしの名のために集まるところには、わたしも彼らの中にいる。」
    • 信者が集まって礼拝するとき、イエス・キリストがその場に臨在し、信者と共にいることを約束しています。この部分は、共同の礼拝が神の臨在を招く重要な瞬間であることを表しています。
  • “When the saints go up in praise That’s when the spirit shall inhabit this place”
    「聖徒が賛美によって高まるとき、そのとき霊がこの場所に宿る」
    • 詩篇22篇3節。「しかし、あなたはイスラエルの賛美に住まわれる方です。」
    • 解説: この歌詞は、信者の賛美が神の霊をその場所に引き寄せることを示しています。神は信者の賛美を喜び、それに応じてその場所に霊を宿します。
  • “When the saints get on one accord And they bless the Lord”
    「聖徒が一致団結して主を祝福するとき」
    • 使徒行伝2章1節。「五旬節の日が来て、彼らが皆一つ所に集まっていると、」
    • 初代教会の信徒が聖霊降臨を体験したのは、彼らが一致して祈っているときでした。この部分は、信者が心を一つにして神を賛美し、祝福するとき、神が強力に働くことを示しています。
  • “Then the king who is strong and mighty Oh, then the king who is mighty in battle Oh, the king of glory shall come in”「それから力強く偉大な王、戦いにおいて偉大な王、栄光の王が来るであろう」
    • 詩篇24篇8節。「力強く戦う王、主はだれか。主、全能の者、彼は戦いにおいて偉大なる王である。」
    • この部分は、神がすべての戦いで勝利を収める力強い王であることを讃えています。神の栄光の臨在は、信者の礼拝と賛美に応えて現れます。
  • “When the saints go to worship That’s when deliverance will take place”「聖徒たちが礼拝に向かうとき、そこに解放が起こる」
    • ローマ人への手紙8章21節。「創造されたもの自体も、朽ちる奴隷の身分から解放されて、神の子らの栄光の自由に入ることができるようになる。」
    • 神の臨在の中で、信者たちは罪や束縛からの解放を経験します。礼拝は、信者たちが神の恵みによって自由を得る場となります。
  • “When the saints go up in praise All of Satan’s powers are erased”
    「聖徒たちが賛美を捧げるとき、サタンの力はすべて消え去る」
    • ヤコブの手紙4章7節。「神に従いなさい。しかし、悪魔には抵抗しなさい。そうすれば、彼はあなた方から逃げ去ります。」
    • この部分は、信者たちが神を賛美することによって、悪魔の力が無効化され、彼の計画が妨げられることを示しています。神への賛美は、霊的な戦いにおける強力な武器です。
  • “Every trap the enemy sets Can’t work, Won’t work”
    「敵が仕掛けるすべての罠は機能しない、機能しないだろう」
    • イザヤ書54章17節。「どんな武器も、あなたを攻撃するために造られることはなく、あなたに対して立ち上がるどんな舌にも、あなたは罪を証明する。これが主のしもべたちの受ける遺産であり、彼らの義はわたしから来るものである」と主は言われる。」
    • この歌詞は、神の保護のもとでは、敵が信者に対して設ける罠や攻撃が成功しないことを強調しています。神は彼の子供たちを守り、敵の計画を無力化します。
  • “We welcome you in We welcome you in You’re the king and you’re invited to come in”
    「私たちはあなたを歓迎します、あなたを歓迎します あなたは王であり、ここへ来るよう招待されています」
    • 詩篇100篇4節。「感謝をもって門に入り、賛美をもってその庭に入れ。彼に感謝し、彼の名をたたえよ。」
    • この部分は、礼拝の場に神の臨在を歓迎する信者の心を表しています。詩篇は、神を賛美し、彼の名をたたえることで、神を礼拝の場所へ招くことを教えています。
  • “To this sanctuary, this tabernacle You’re the king and you’re invited to come in”
    「この聖所へ、この幕屋へ あなたは王であり、ここへ来るよう招待されています」
    • 出エジプト記25章8節。「彼らにわたしのために聖所を造らせなさい。そうすればわたしは彼らの中に住む。」
    • 神はイスラエルの人々に命じて幕屋(聖所)を造らせ、そこに神の臨在があることを示しました。この歌詞は、現代の礼拝の場が神を迎える聖所、神の臨在が宿る場所であることを宣言しています。

この曲は、聖徒たち(クリスチャン)が時と場を一致して神を讃え、その栄光を待ち望む「礼拝」の場に主が臨在することを教えてくれます。(ゴスペルのライブは基本的に礼拝が目的です。なのでライブ会場で観客と一体となり神様を賛美する場面も同じと考えて良いと思います。)また神がこの場、この瞬間においでになり、私たちと共にいてくださることを願っています。