Trinity / 三位一体とは?

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三位一体(さんみいったい)とは?
三位一体とは、キリスト教の基本的な教えの一つで、「神は一つでありながら、父・子・聖霊の三つの位格(ペルソナ)を持つ」という考え方です。
「え?神が三つあるの?」と思うかもしれませんが、そうではありません。神は一つだけど、三つの形(人格)を持っているということです。
三位一体の「三つの位格」とは?
- 父なる神(ちちなるかみ)
- 世界を創造した神。
- すべてを支配し、導く存在。
- 子なる神(こなるかみ)=イエス・キリスト
- 神が人間の姿になった存在。
- 罪を救うためにこの世に来て、十字架で死に、復活した。
- 聖霊(せいれい)
- 目には見えないが、人々を導き、力を与える神の働き。
- キリスト教徒の心の中に宿る存在。

たとえると…?
三位一体はとても難しい考え方なので、よく次のようなたとえが使われます。
- 水のたとえ
- 水は「氷(固体)」「水(液体)」「水蒸気(気体)」の三つの形に変わるけど、本質は同じ「水」。
- これと同じように、神も「父・子・聖霊」という三つの形を持っているが、一つの神。
- 太陽のたとえ
- 太陽そのもの=父なる神
- 太陽の光=子なる神(イエス・キリスト)
- 太陽の熱=聖霊
- 太陽は一つだけど、光と熱という異なる働きを持っている。
どうして三位一体が大事なの?
三位一体の考えは、キリスト教にとってとても大切です。なぜなら、これが神の本質を表す教えだからです。
- イエス・キリストがただの人間ではなく、「神」だからこそ、彼の教えが信頼できる。
- 聖霊がいるからこそ、神は今でも信じる人々とともにいる。
キリスト教の祈りや礼拝では、「父と子と聖霊のみ名によって」と唱えられることが多いですが、これも三位一体の考えに基づいています。
まとめ
✔ 三位一体とは?
➡ 神は「父・子・聖霊」の三つの形を持つが、本質的には一つ。
✔ 三つの位格とは?
- 父なる神=創造主
- 子なる神=イエス・キリスト
- 聖霊=人々を導く神の力
✔ たとえると?
➡ **水(氷・水・水蒸気)や太陽(本体・光・熱)**のようなもの。
✔ なぜ大事?
➡ キリスト教の信仰の中心であり、神の働きを説明する重要な教え。
三位一体は奥が深い考え方ですが、簡単に言うと「神は一つだけど、三つの形で働いている」ということです!

投稿者
kingbee33@gmail.com