2019.10.2 大阪刀根山医療センター・ボランティア・コンサート
母の病院でのボランティア・コンサート
10月2日(水)、大阪刀根山医療センターのプレイ・ルームでサティマイとしては久しぶりの医療施設でのボランティア・コンサートをさせていただきました。メンバーのさとちゃんがこちらで医療事務員として働いておられて、ぜひ来てほしいとお誘いをいただいたのがきっかけです。
また個人的にはこの病院は5年前から母が肺がんの治療でお世話になっていますので、過去に数十回お見舞いとして来ていて、ご縁は深いどころではありません。(この日は放射線治療の合間で母は退院して自宅に居ました。)
元々この病院は昭和の頃は国立結核療養所のような感じだったように思います。僕が小さなころは小学校の通学路沿いだったので、学校の先生から「入って遊んではいけない怖い場所」として教えられていました。(昭和の教育ですので・・)
しかし結核に特化した病院であったことから、その後は呼吸器系疾患(特に肺がん)に強い病院として有名になったと聞いています。うちの母も「肺腺がん・ステージ3で余命1年」と診断されましたが、まあ母の体質がノーベル賞を取った新薬「オプチーボ」に合っていたこともあるけど、すでに治療5年目に入りました。家族一同、この病院には心から感謝をしています。
ゴスペルのメッセージは心の奥に伝わり、誰もが共有できるもの
平日のお昼のボランティアという事でしたが、サティマイは結構平日のお昼は強いのです。今回も20名近いメンバーが参加してくれました。
曲は今シーズンのメニューからKirk Franklinの「Hosanna」「Free」「My Life Is In Your Hands」そして有名どころで「Oh Happy Day」「 Amazing Grace」、みんなで歌おうコーナーは「上を向いて歩こう」「翼をください」「赤とんぼ」でした。
ゴスペルのメッセージは教会に行って幸せそうに神様を賛美する敬虔なクリスチャンのためだけにあるものではなく、むしろ今とてもつらい思いをしている人、病気と闘っている人、自分にしか分からない身体の痛みや心の痛みと闘っている人のためにあるもの。
自分が神に愛されるべきだという事を教えてくれるために、神様は僕たちに命と人生を与え、いろんな経験を与えてくれる。ですから一緒に声を出して歌いませんか?
そう問いかけるとそこにいた病気と闘う患者さんの中には涙を流しながらうなずく方が何人もいました。
これからもサティマイはこの活動を大切にしていきます。
終わった後、実家に寄ったら母がこう言いました。
「病院で聴く歌声や音楽はほんまに感動するねん。生演奏とか人の歌とかが心にしみるねん」
身体が自由が利かなかったり、入院治療で外に出れなかったりで、音楽を聴きたくても聴きに行けない人がたくさんいます。そんな人の為に僕たちは機材を持ってみんなで出向きます。聴きに来てもらうのではなく、歌いに出向く。
この活動をこれからも大切にしたいと思います。
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