Reign / Kurt Carr

ゴスペル歌詞和訳&聖書照会
You are greater than the universe
あなたは宇宙よりも偉大な方
Jeremiah 32:17
“Ah, Sovereign LORD, you have made the heavens and the earth by your great power and outstretched arm. Nothing is too hard for you.”
「主なる神よ、見よ、あなたは大いなる力と伸ばされた御腕をもって天と地を造られました。あなたにできないことは一つもありません。」
More powerful than the sea
海よりも力強い方
Psalm 93:4
“Mightier than the thunder of the great waters, mightier than the breakers of the sea— the LORD on high is mighty.”
「大水のとどろきよりも、海の大波よりも、いと高き所におられる主は力強い。」
You are fairer than ten thousand
あなたは万人に勝って美しい方
Song of Songs 5:10
“My beloved is radiant and ruddy, outstanding among ten thousand.”
「私の愛する方は輝いて血色がよく、一万人のうちにもひときわすぐれている。」
No one compares to thee
あなたと比べられる者はいません
Isaiah 40:25
“To whom will you compare me? Or who is my equal?” says the Holy One.
「おまえたちは、わたしをだれに似せ、だれに比べようというのか、と聖なる方は言われる。」
このヴァースでは、神の偉大さ、力強さ、美しさ、そして比類なさが高らかに歌われています。宇宙を超える存在としての神は、自然界の最も強力なもの(海)よりも強く、どんな人間の美しさよりも優れていて、他に並ぶものがないと讃えられています。
人生で困難や混乱に直面するとき、このような歌詞は心の拠り所となります。「誰もあなたと比べられない」その存在が私たちと共にいるなら、恐れることは何もないという確信を与えてくれます。神の大きさと深さを思い出すことで、自分の視野も広がり、安心と力が湧いてくるでしょう。
The Omnipotent Sovereign
全能の主権者
Revelation 19:6
“Hallelujah! For our Lord God Almighty reigns.”
「ハレルヤ。全能者である私たちの神、主が王となられた。」
Stronger than a million men
百万人よりも強い方
Psalm 20:7–8
“Some trust in chariots and some in horses, but we trust in the name of the LORD our God. They are brought to their knees and fall, but we rise up and stand firm.”
「ある者は戦車を、ある者は馬を頼みとする。しかし、私たちは主、私たちの神の御名を呼ぶ。彼らはひざまずき倒れるが、私たちは立ち上がり、まっすぐに立つ。」
Your Kingdom
あなたの御国は
Daniel 4:3
“His kingdom is an eternal kingdom; his dominion endures from generation to generation.”
「主の国はとこしえの国、その主権は世々にわたって続く。」
Glorious
栄光に満ち
Psalm 145:11
“They will tell of the glory of your kingdom and speak of your might.”
「彼らはあなたの御国の栄光を語り、あなたの力を告げ知らせます。」
Victorious
勝利に輝き
1 Corinthians 15:57
“But thanks be to God! He gives us the victory through our Lord Jesus Christ.”
「しかし、神に感謝します。神は、私たちの主イエス・キリストによって、私たちに勝利を与えてくださいました。」
Will never ever end
決して終わることはありません
Luke 1:33
“His kingdom will never end.”
「その王国には終わりがありません。」
このパートは、神の「主権者」としての姿、つまり全てを治めるお方としての栄光が高らかに宣言されています。「百万人よりも強い」とは、人間の力を遥かに超える存在であることの象徴。どんな軍隊や権力よりも確かで力強く、しかもその統治は「栄光に満ち」「勝利に輝き」、永遠に続くという約束がされています。
この歌詞を通して感じるのは、神の圧倒的なスケールと、私たちの人生における希望です。世の中のものは移ろいやすく、変わるものばかりですが、神の国は「決して終わることがない」。その確かさの中に自分の人生を委ねることで、揺るがない安心と喜びを見出すことができます。
Reign, Jesus reign
治めたまえ、イエスよ、治めたまえ
Revelation 11:15
“The kingdom of the world has become the kingdom of our Lord and of his Christ, and he will reign for ever and ever.”
「この世の国は、私たちの主とそのキリストのものとなった。主は世々限りなく支配される。」
Be Thou glorified above this earthly plain
地上のすべてにまさって、あなたがあがめられますように
Philippians 2:9–11
“Therefore God exalted him to the highest place and gave him the name that is above every name… that every tongue acknowledge that Jesus Christ is Lord, to the glory of God the Father.”
「それゆえ、神はこの方を高く上げ、すべての名にまさる名をお与えになりました…すべての口が『イエス・キリストは主である』と告白して、父なる神に栄光を帰するためです。」
Son of God
神の御子
Matthew 3:17
“This is my Son, whom I love; with him I am well pleased.”
「これはわたしの愛する子。わたしはこれを喜ぶ。」
And oh so good
ああ、なんと素晴らしい方
Psalm 34:8
“Taste and see that the LORD is good; blessed is the one who takes refuge in him.”
「主の恵み深さを味わい、見つめよ。幸いなことよ、主に身を避ける人は。」
In majesty Your kingdom will
威光に満ちたあなたの御国は
Psalm 145:12–13
“So that all people may know of your mighty acts and the glorious splendor of your kingdom. Your kingdom is an everlasting kingdom.”
「人の子らに、主の力ある御業と、その御国の輝かしい栄光を知らせるためです。あなたの御国はとこしえの御国です。」
Forever
Reign
永遠に
治めたまえ
Isaiah 9:7
“Of the greatness of his government and peace there will be no end. He will reign on David’s throne and over his kingdom, establishing and upholding it with justice and righteousness.”
「その支配と平和は限りなく、ダビデの王座とその王国の上に、正義と義によってこれを立て、支えます。」
このパートでは、「イエスが支配する」ことへの願いと喜びが、まるで祈りのように歌われています。「Reign, Jesus reign」は命令形のように見えますが、実際には深い願望と信仰の告白が込められており、イエスが王としてこの地上にも栄光を現してほしいという思いがにじみ出ています。
「神の御子」としてのイエスの優しさと偉大さ、そして「威光に満ちた」永遠の王国が、神の正義と愛に基づいて続いていくという確信が描かれています。人生が不確かに感じられる時、この歌詞は「誰が本当の支配者なのか」「どんな国に属しているのか」という大きな視点を思い出させ、心に深い平安を与えてくれます。
You are glorious in life
あなたは命において栄光に満ちておられる
John 1:4
“In him was life, and that life was the light of all mankind.”
「この方に命があった。この命は人の光であった。」
Victorious in death
死においても勝利を収められた方
1 Corinthians 15:55–57
“Where, O death, is your victory? Where, O death, is your sting? … But thanks be to God! He gives us the victory through our Lord Jesus Christ.”
「死よ、おまえの勝利はどこにあるのか。死よ、おまえのとげはどこにあるのか。…しかし、神に感謝すべきです。神は私たちの主イエス・キリストによって、私たちに勝利を与えてくださいました。」
And I live to sing your praise
私はあなたを賛美するために生きる
Psalm 104:33
“I will sing to the LORD all my life; I will sing praise to my God as long as I live.”
「私は命のある限り、主に歌い、生きている間、私の神に賛美を歌います。」
Till I exhale my final breath
最後の息を吐くその時まで
Psalm 146:2
“I will praise the LORD all my life; I will sing praise to my God as long as I live.”
「私は生きている限り、主をほめたたえる。私が存在する限り、私の神に賛美を歌う。」
このセクションは、まさに人生そのものを神への賛美として捧げる決意の表現です。「命において栄光に満ち、死においても勝利されたイエス」は、信じる者にとって最高の希望と力の源です。
特に「私はあなたを賛美するために生きる」「最後の息を吐くその時まで」という部分は、日々の営みが神への応答であり、人生そのものが礼拝であるという強い信仰告白を感じさせます。たとえ死が近づいても、私たちの魂は賛美し続けるというメッセージは、恐れや不安に打ち勝つ勇気を与えてくれます。
この歌詞は、ただの詩ではなく、人生の目的とゴールを思い出させてくれる深い祈りのようです。
And may I soar beyond the sky
空を越えて、私も舞い上がれますように
Isaiah 40:31
“But those who hope in the LORD will renew their strength. They will soar on wings like eagles…”
「主を待ち望む者は新しく力を得、鷲のように翼を広げて上る。」
And see Your face with my own eyes
そして自分の目であなたの御顔を仰げますように
Revelation 22:4
“They will see his face, and his name will be on their foreheads.”
「彼らは神の御顔を仰ぎ見る。神の御名が彼らの額に記されている。」
In my eternal home
永遠の住まいにおいて
John 14:2–3
“My Father’s house has many rooms… I am going there to prepare a place for you.”
「わたしの父の家には住む所がたくさんある…わたしはあなたがたのために場所を用意しに行く。」
Around the throne
御座のまわりで
Revelation 7:9–10
“…a great multitude… standing before the throne and before the Lamb… they cried out in a loud voice: ‘Salvation belongs to our God… and to the Lamb.’”
「御座の前と小羊の前に立っている、あらゆる国民、部族、民族、言語の大群衆…『救いは、御座に座っておられる私たちの神と、小羊にある』と大声で叫んだ。」
I’ll offer up this song
この歌をささげます
Hebrews 13:15
“Through Jesus, therefore, let us continually offer to God a sacrifice of praise—the fruit of lips that openly profess his name.”
「ですから私たちは、イエスを通して、賛美のいけにえ、すなわち御名をたたえる唇の実を絶えず神にささげようではありませんか。」
この最後のブロックは、信仰者の最終的な希望である「永遠の住まい」と「神の御顔を仰ぐこと」を詩的に描いています。地上の旅路を終えた先に、神の御座の前で、直接その栄光を目にする瞬間が待っている。その光景を思い描くだけで、胸が熱くなりますね。
「この歌をささげます」という最後の一行には、地上での賛美が永遠へとつながっていく深い意味があります。この歌は、ただここで終わるのではなく、天においても続いていく礼拝の一部となるのです。
このような歌詞は、人生の苦しみや不確かさの中でも、確かな希望と永遠の目的を与えてくれます。ゴスペルって、本当に魂に響く贈り物ですね。

投稿者
kingbee33@gmail.com