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手のひらを上に・・・祈りの姿勢

親指を上に立てるジェスチャーを「Thumb Up」もしくは「Thumbs Up」と言います。日本だと「グ~!(good)」な感じです。

ゴスペルでは賛美をしているときによく手を頭上に掲げる姿が見られます。通常は「Lift Up」という言葉が使われますが、僕が好きでフォローしているジェニー・スミス牧師のブログではこの手のひらを上に掲げる姿を「Psalm Up」という造語で表現されています。

僕はこの「Psalm Up」という言葉がすごく気に入ったので、無断でパクッて使わせてもらっています。Psalmとは身近なところでは聖書の「詩篇」を表しますが、ほかには「賛美歌」とか「祈り」という意味があります。ですのでスミス牧師はこの「Psalm Up」という言葉で「祈りを神にささげる姿勢」とされています。

カーク・フランクリンのデビュー曲「Why We Sing ?」でも、「When we lift our hands to Jesus, What do we really mean?」と歌われていますね。僕自身はいまは何ともないですけど、ゴスペルを歌い始めたころは手を挙げてハレルヤって言うのが照れくさくてなかなか出来ませんでした。

試しにやってみましょう!

両手を広げ、手のひらを上に向けてみましょう。これは「降参」のジェスチャーです。もしかすると、肩をすくめるようにして無意識に小さく動いてしまうかもしれません。それはまるで、「神様、もう自分ではどうしたらいいかわかりません。でも、あなたはご存じなので、私が抱えているものをお任せします」と言っているようなものです。

私たちの手が開いているとき、私たちは、自分のものではないものや、私たちにとって良くないもの、または自分ではどうにもできないもの自分自身は執着しない。神様にお任せするという意思が表現できます。


「手のひらを上に」は希望の姿勢です。今見えているもの以上の何かが待っている。私が今想像できる以上のもの、恐れている以上のものがあるのです。神様はまだ私たちに癒しの恵みを与え、さらに良いものを示そうとしているのです。

開いた手は、他の人の手を握ることもできます。それは、私たちをつなぐ愛や祈りのネットワークを形作ることができるのです。

手のひらを上に向けることで、私たちの視線は天に、そして私たちの創造主であり、贖い主である神に向けられます。


試してみてください。手のひらを上に。ゆっくりと呼吸して、ペースを落としてみましょう。神様はいつもあなたと共にいます。


「手のひらを上に」というのは、シンプルですがとても深い意味を持つ姿勢だと思います。私たちは日々、多くのプレッシャーや不安、コントロールできない状況に直面しています。その中で、無理に抱え込むのではなく、一度手を開いて「委ねる」ことが、心の平安をもたらしてくれるのではないでしょうか。

この「手のひらを上に」という姿勢は、まさにゴスペルの歌の中でもよく見られるテーマで、信仰を持って全てを神様に委ねるという考え方に通じます。そして、この姿勢は単に個人の祈りだけではなく、他者とのつながりや支え合いを象徴する行為でもあります。

歌の練習やパフォーマンスの中でも、手を広げ、心を開くことで、より深い感情を込めた表現ができるかもしれません。

投稿者

kingbee33@gmail.com

Satisfy My Soul(略してサティマイ)です。私達は2006年結成、関西(大阪/ 神戸/ 京都)、関東(東京)、中部(名古屋栄)、九州(福岡博多)の4拠点で活動するゴスペル教室です。 コンセプトは「大人の部活」歌い方を教えてもらうだけでなく「自分がどう歌いたいのか?」自分の力で少しずつ掘り下げていきます。 大人になった今だからこそ夢中になれるものが欲しい!!そう思うあなたにぴったりのゴスペルスクールです。 ♪サティマイとは?→プロフィール ♪講師紹介→講師プロフィール ♪無料体験レッスン→申し込みフォーム ♪お問い合わせはこちら ♪お電話でのお問い合わせは→0120-949-386

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