若者を育てるという使命を大切にするシカゴという街だからこそ生まれたクワイア

1994年、ジェラル・グレイ・シニアはシカゴの化学工場から解雇された時、ただ絶望するのではなく、より大きな使命のために自由になったと感じました。

ジェラルは次のように述べています。「私は長い間音楽を副業としてきましたが、地域社会には驚くべき音楽の才能があふれていることを知っていました。これらの若者がその才能と人生をキリストに捧げる手助けをする機会を見出しました。何が起こるかは分かりませんでしたが、神の呼び声に従い、それ以来一度も振り返ることはありませんでした。」

彼が立ち上げたこの若者たちのグループはその目的を名前に込め、「ニュー・ディレクション」と名付けられました。これは、革新的でエネルギッシュなゴスペル音楽を通じて、若者たちの人生に新しい方向を示すという意味です。1999年にはWord Recordsから自身の名を冠したデビューアルバムをリリースし、続けて「Get Your Praise On」をリリースしました。2004年にはGospo-Centric Recordsからベストセラーとなる「Rain」を、2006年には「Send the Praise」をリリース。2008年には、ステラ賞、グラミー賞、ダヴ賞の複数のノミネートを受け、ゴスペル音楽のトップ合唱団の一つとして認知されました。

2009年7月には、ナッシュビルに本拠を置くNew Haven Recordsから「Destiny」をリリースしました。このアルバムは、信仰に基づく市場にはProvident-Integrity Distributionを通じて、一般市場にはSONY Distributionを通じて流通されました。彼らの第五のプロジェクトは、情熱的なバラード、ヒップホップジャム、ソウルが融合したジャズ、そして活力に満ちた賛美と礼拝を組み合わせた、抗い難い音楽のタペストリーを展開しました。

22年後の今でも「ニュー・ディレクション」は活動を続けており、最近では「When All God’s Children Get」(ドナルド・ローレンスをフィーチャー)や「I’ve Got Favor」というシングルをリリースしました。これらの曲はゴスペル業界に新たな波を呼び、さらなる作品を心待ちにしているファンを熱狂させています。これまでの5枚のアルバムがすべてビルボードのトップ40に入り(うち4枚がトップ25、1枚がトップ10にランクイン)、ファンは次のアルバムのリリースを心待ちにしています。

ゴスペル歌詞和訳&聖書照会

So many nights I’ve cried
多くの夜、私は涙を流してきた
詩篇 6:6(Psalm 6:6)
“I am worn out from my groaning. All night long I flood my bed with weeping and drench my couch with tears.”
「私は嘆き疲れて、夜ごとに泣き、涙で寝床を浸す。」

For better days I prayed for;
もっと良い日々を願って祈った
ヤコブの手紙 5:13(James 5:13)
“Is anyone among you in trouble? Let them pray. Is anyone happy? Let them sing songs of praise.”
「あなたがたのうち、苦しんでいる者は祈りなさい。喜んでいる者は賛美しなさい。」

But through it all I know
でもすべての中で気づいている
ローマ人への手紙 8:28(Romans 8:28)
“And we know that in all things God works for the good of those who love him, who have been called according to his purpose.”
「神を愛する人々には、すべてのことが共に働いて益となると私たちは知っています。」

The sun is gonna shine if I hold out
我慢し続ければ、太陽は輝くと信じている
詩篇 30:5(Psalm 30:5)
“Weeping may stay for the night, but rejoicing comes in the morning.”
「涙が夜の間とどまっても、喜びは朝にやって来る。」


この歌詞は、苦しい状況の中でも「祈り続ける」ことと「希望を持ち続ける」ことの大切さを伝えています。人生の試練は一時的なものであり、耐え忍ぶことで必ず光が差し込むと信じる姿勢が表れています。ローマ8:28や詩篇30:5が語るように、困難の背後にも神の計画があり、夜が明けると喜びの朝が訪れます。涙の時も祈りをやめず、明日を信じて進み続けましょう。


Sometimes I feel alone
時々、私は孤独を感じる
ヘブル人への手紙 13:5(Hebrews 13:5)
“Never will I leave you; never will I forsake you.”
「わたしはあなたを決して見放さず、見捨てない。」

No one around to call to on
誰も頼れる人がいない
詩篇 142:4(Psalm 142:4)
“Look and see, there is no one at my right hand; no one is concerned for me. I have no refuge; no one cares for my life.”
「右を見ても、私を顧みる者はいない。逃れる場所はなく、私の命を気にかける者もいない。」

I must endure for I know
私は耐えなければならない、なぜなら知っているから
ガラテヤ人への手紙 6:9(Galatians 6:9)
“Let us not become weary in doing good, for at the proper time we will reap a harvest if we do not give up.”
「良いことをするのに飽いてはなりません。あきらめなければ、やがて実を刈り取ることになります。」

The sun is gonna shine if I hold out
我慢し続ければ、太陽は輝くと信じている
詩篇 30:5(Psalm 30:5)
“Weeping may stay for the night, but rejoicing comes in the morning.”
「涙が夜の間とどまっても、喜びは朝にやって来る。」

The sun is gonna shine if I hold out
我慢し続ければ、太陽は輝くと信じている
ローマ人への手紙 5:3-4(Romans 5:3-4)
“Not only so, but we also glory in our sufferings, because we know that suffering produces perseverance; perseverance, character; and character, hope.”
「そればかりでなく、私たちは苦難をも喜びます。それが忍耐を生み、忍耐が練られた品性を生み、品性が希望を生むと知っているからです。」


この歌詞は、孤独や苦しみの中でも希望を持つことの大切さを伝えています。ヘブル13:5のように、どんなに孤独を感じても神は常にそばにいて決して見捨てません。また、ガラテヤ6:9のように、忍耐し続けることで、やがて実を結ぶ時が来ると約束されています。ローマ5:3-4が教えるように、試練は私たちの信仰を鍛え、希望を強めます。今は暗闇の中にいるように感じても、必ず朝の光が射すと信じて、進み続けましょう。


Weeping may endure for a night
涙は夜の間続くかもしれない
詩篇 30:5(Psalm 30:5)
“Weeping may stay for the night, but rejoicing comes in the morning.”
「涙が夜の間とどまっても、喜びは朝にやって来る。」

Trouble don’t last always
困難は永遠には続かない
2コリント人への手紙 4:17(2 Corinthians 4:17)
“For our light and momentary troubles are achieving for us an eternal glory that far outweighs them all.”
「私たちの一時の軽い苦難は、はるかにまさる永遠の栄光をもたらします。」

Joy comes in the morning
喜びは朝にやって来る
詩篇 126:5(Psalm 126:5)
“Those who sow with tears will reap with songs of joy.”
「涙をもって種を蒔く者は、喜びの歌とともに刈り取る。」

Just wait ‘til the morning
朝を待ち続けてごらん
イザヤ書 40:31(Isaiah 40:31)
“But those who hope in the Lord will renew their strength. They will soar on wings like eagles; they will run and not grow weary, they will walk and not be faint.”
「主を待ち望む者は新しく力を得、わしのように翼を広げて上る。走っても疲れず、歩いても弱ることがない。」


この歌詞は、今は涙に暮れても、困難は一時的であることを教えてくれます。詩篇30:5が示すように、夜が明けると共に喜びが訪れることを信じて耐え忍ぶ心が描かれています。また、2コリント4:17の言葉の通り、今の試練は永遠の祝福へとつながるのです。イザヤ40:31は、神に希望を置いて待ち続けることで、やがて新しい力を得られると励ましています。どんなに長い夜でも、必ず朝はやってきます。その朝が訪れるまで信じて待ちましょう。


I won’t let go of my faith
私は信仰を手放さない
ヘブル人への手紙 10:23(Hebrews 10:23)
“Let us hold unswervingly to the hope we profess, for he who promised is faithful.”
「約束された方は真実な方ですから、私たちが告白する希望を揺るがずにしっかりと握っていましょう。」


The sun is gonna shine if I hold out
我慢し続ければ、太陽は輝くと信じている
詩篇 30:5(Psalm 30:5)
“Weeping may stay for the night, but rejoicing comes in the morning.”
「涙が夜の間とどまっても、喜びは朝にやって来る。」

ヤコブの手紙 1:12(James 1:12)
“Blessed is the one who perseveres under trial because, having stood the test, that person will receive the crown of life that the Lord has promised to those who love him.”
「試練に耐える人は幸いです。その人は、神を愛する者たちに約束されたいのちの冠を受けるからです。」

投稿者

kingbee33@gmail.com

Satisfy My Soul(略してサティマイ)です。私達は2006年結成、関西(大阪/ 神戸/ 京都)、関東(東京)、中部(名古屋栄)、九州(福岡博多)の4拠点で活動するゴスペル教室です。 コンセプトは「大人の部活」歌い方を教えてもらうだけでなく「自分がどう歌いたいのか?」自分の力で少しずつ掘り下げていきます。 大人になった今だからこそ夢中になれるものが欲しい!!そう思うあなたにぴったりのゴスペルスクールです。 ♪サティマイとは?→プロフィール ♪講師紹介→講師プロフィール ♪無料体験レッスン→申し込みフォーム ♪お問い合わせはこちら ♪お電話でのお問い合わせは→0120-949-386

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