解き放たれた自由への感謝の歌

Take the shackles off my feet so I can dance
足から鎖を外して、踊れるようにしてほしい
– Psalm 149:3

“Let them praise his name with dancing, making melody to him with tambourine and lyre.”
– 「彼らは踊りをもってその御名を賛美し、タンバリンと竪琴で主にほめ歌を歌え。」詩篇149:3


I just wanna praise You, I just wanna praise You
ただあなたを賛美したい、それだけなの
– Psalm 150:6

“Let everything that has breath praise the Lord! Praise the Lord!”
– 「息のあるものはみな主を賛美せよ。ハレルヤ。」詩篇150:6


You broke the chains, now I can lift my hands
あなたが鎖を断ち切ってくれたから、私は今、手を挙げられる
– Acts 16:26

“…and immediately all the doors were opened, and everyone’s bonds were unfastened.”
– 「…たちまち牢の扉が全部開き、皆の鎖も外れた。」使徒16:26


And I’m gonna praise You, I’m gonna praise You
だから私はあなたを賛美する、賛美し続ける
– Psalm 63:4

“So I will bless you as long as I live; in your name I will lift up my hands.”
– 「私は生きる限りあなたをたたえ、御名により両手を上げて祈ります。」詩篇63:4


このサビでは、歌詞の一行一行が聖書のメッセージと響き合っています。

  • 鎖を取って自由に踊らせてほしいという願いは、単なる身体的な解放ではなく、心や精神、罪の重荷からの完全な自由を象徴しています(詩篇149:3)。
  • ただ賛美したいという純粋な気持ちは、呼吸するすべての存在が神を賛美すべきとする詩篇150:6と重なり、感謝と喜びの表現です。
  • 鎖を断ち切ってくれたので、両手を挙げて賛美できるという宣言は、イエスによる解放が人を縛る枠を打ち破るパワーを象徴し、これにより私たちは心から、全身全霊で賛美に答えることができるのです。

この部分は、「ただ賛美したい」という叫びと、「解き放たれた自由への感謝」が融合する、福音のエッセンスが詰まっています。神が私たちを鎖から解放し、新たな自由と喜びで応答させる—それは信じる者にとって、心の深い励ましと希望の歌です。


In the corners of my mind, I just can’t seem to find a reason to believe that I can break free
心の片隅で、自由になれると信じる理由が見つけられない
– Romans 8:2

“For the law of the Spirit of life has set you free in Christ Jesus from the law of sin and death.”
– 「命の御霊の法則が、キリスト・イエスにあって、私を罪と死の法則から解放したのです。」ローマ8:2


‘Cause you see, I have been down for so long, felt like all hope was gone
だって私はずっと落ち込んでいて、希望なんてもう残ってないと思ってたから
– Psalm 40:2

“He drew me up from the pit of destruction, out of the miry bog, and set my feet upon a rock, making my steps secure.”
– 「主は私を滅びの穴、泥沼から引き上げ、岩の上に立たせ、私の歩みを確かにされた。」詩篇40:2

– Jeremiah 29:11

“For I know the plans I have for you, declares the Lord, plans for welfare and not for evil, to give you a future and a hope.”
– 「わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っている。それは災いではなく、将来と希望を与える計画だ。」エレミヤ29:11


But as I lift my hands, I understand that I should praise You through my circumstance
でも手を挙げてみたら、どんな状況の中でもあなたを賛美すべきだと気づいた
– Psalm 63:4

“So I will bless you as long as I live; in your name I will lift up my hands.”
– 「私は生きる限りあなたをほめたたえ、御名によって手を上げて祈ります。」詩篇63:4

– Habakkuk 3:17–18

“Yet I will rejoice in the Lord; I will take joy in the God of my salvation.”
– 「たとえ…収穫がなくても、私は主にあって喜び躍り、救いの神を喜び祝おう。」ハバクク3:17–18


この部分は、深い絶望から始まります。「自由なんて信じられない」「希望はもうどこにもない」―そんな心の叫びに共感する人は多いと思います。しかし、そこから一歩踏み出して、手を挙げて神に向かうとき、心に光が差し始めるのです。

「状況が変わらなくても、神を賛美する理由はある」―それがこの歌の核心です。賛美とは、現実逃避ではなく、どんな困難の中でも神の愛と救いを信じ抜く勇気の表れです。

絶望から賛美へと向かうその姿勢は、聖書の中でも数々の登場人物が体験したこと。私たちもまた、同じように賛美を通して、内なる自由と希望を取り戻すことができるのです。


Everything that could go wrong, all went wrong at one time
悪いことは全部、一度にまとめて起こった
– 2 Corinthians 4:8

“We are afflicted in every way, but not crushed; perplexed, but not driven to despair;”
– 「私たちはあらゆることで苦しめられても、行き詰まることはありません。途方に暮れても、絶望しません。」コリント第二 4:8


So much pressure fell on me, I thought I was gon’ lose my mind
あまりにも多くの重圧に、気が狂いそうだった
– Psalm 38:4

“For my iniquities have gone over my head; like a heavy burden, they are too heavy for me.”
– 「私の咎は頭の上に積み重なり、重荷となって、私には耐えられません。」詩篇38:4


And Lord, I know You wanna see if I will hold on through these trials
主よ、あなたが私を試練の中で信仰を保てるか見ておられるのは分かっています
– James 1:12

“Blessed is the man who remains steadfast under trial, for when he has stood the test he will receive the crown of life…”
– 「試練を耐え忍ぶ人は幸いです。その人は、試練を乗り越えたとき、いのちの冠を受けるからです。」ヤコブ1:12


But I need You to lift this load, ‘cause I can’t take it no more
でも、もう耐えきれないから、この重荷をあなたが取り除いてほしい
– Matthew 11:28–30

“Come to me, all who labor and are heavy laden, and I will give you rest… For my yoke is easy, and my burden is light.”
– 「疲れた者、重荷を負っている者は、わたしのところに来なさい。休ませてあげよう。…わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いのです。」マタイ11:28–30


このパートでは、突然すべてが崩れてしまったような混乱と絶望の中にいる様子が描かれています。何をしても上手くいかない、圧倒的な重荷に押しつぶされそうになる―それは信仰を持つ人にも訪れるリアルな瞬間です。

でもこの歌詞は、単なる愚痴ではなく、「神は私を見ておられる」「信仰を試されている」と理解した上で、それでも「助けてください」と神に叫ぶ姿勢が描かれています。

これは弱さではなく、信仰の深さを示しています。自分の限界を認めた上で、神の力に頼る—それがまさに、イエスが「重荷を下ろしに来なさい」と言われた意味そのものです。

この歌詞は、「一人じゃもう無理」と思ったときにこそ、心に寄り添ってくれる祈りのような言葉です。自分の重荷を神に委ねることが、どれほど深い慰めと希望をもたらすかを教えてくれます。


Been through the fire and the rain, bound in every kind of way
火の中、水の中、あらゆる束縛の中を通ってきた
– Isaiah 43:2

“When you pass through the waters, I will be with you; and through the rivers, they shall not overwhelm you; when you walk through fire you shall not be burned…”
– 「あなたが水の中を通るときも、わたしは共にいる。…火の中を歩いても、あなたは焼かれず、炎はあなたに燃えつかない。」イザヤ43:2

– Psalm 107:14

“He brought them out of darkness and the shadow of death, and burst their bonds apart.”
– 「主は彼らを暗黒と死の陰から導き出し、束縛を断ち切られた。」詩篇107:14


But God has broken every chain, so, let me go right now
でも神はすべての鎖を断ち切ってくださった、だから私は今すぐ自由になれる
– Acts 12:7

“And behold, an angel of the Lord stood next to him… and the chains fell off his hands.”
– 「すると、主の御使いが現れ…ペテロの手から鎖が落ちた。」使徒12:7

– John 8:36

“So if the Son sets you free, you will be free indeed.”
– 「もし子(キリスト)があなたがたを自由にするなら、あなたがたは本当に自由なのです。」ヨハネ8:36


この部分では、苦難の象徴である「火」と「雨」を通り抜けた経験が語られています。これは単なる災難ではなく、信仰を試され、心が縛られていたような状況を示しています。でも、そこで終わらないのがこの曲の力。

「でも神が鎖を断ち切ってくださった」—この一文には、回復の力、解放の喜びが詰まっています。使徒ペテロが牢の中で鎖から解き放たれたように、私たちの人生の中でも神は本当に私たちを自由にしてくださるのです。

この「let me go right now(今すぐ自由にして)」という叫びは、過去の苦しみに引きずられずに、新しい自分として生きるという決意の表れです。これは希望の宣言であり、神に信頼する者の勇気ある一歩を表しています。


Take the shackles off my feet so I can dance
I just wanna praise You  I just wanna praise You
You broke the chains, now I can lift my hands
And I’m gonna praise You I’m gonna praise You


この繰り返されるサビは、単なる音楽的なフックではなく、感謝と賛美の確信を深めていく祈りそのものです。冒頭でも登場したこのサビが再び歌われることで、「過去の束縛からの解放」や「心の自由」が、より確かなものとして感じられます。

踊ることは、旧約聖書でも神を賛美する自然な表現でした。自由になった足で踊り、自由になった手で神に向かって両手を挙げる—これは、体全体で神の恵みに応答する姿です。

リフレインが繰り返されるたびに、聞く者の心にも「私も賛美したい」という思いが深まります。賛美は、過去から解放された魂の、最も自由で力強い表現なのです。


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投稿者

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