GRATEFUL / KURT CARR
歌詞和訳&聖書照会
Grateful ― 感謝を主に捧げる
Grateful
Lord I’m grateful
Grateful for the things You’ve done for me
感謝しています
主よ、私は心から感謝しています
あなたが私のためにしてくださった、すべてのことに感謝します
詩篇 9篇1節
I will praise thee, O LORD, with my whole heart; I will shew forth all thy marvellous works.
「わたしは心をつくして主に感謝し、あなたのくすしきみわざをことごとく宣べ伝えます。」
ここで歌われている「Grateful」は、単に何か良いことがあったから「ありがとう」と言っているのではありません。これまでの人生を振り返り、自分が気づいていたことも、気づかなかったことも含めて、神が自分のために働いてくださったことへの感謝を表しています。
特に大切なのは、the things You’ve done for me(あなたが私のためにしてくださったこと)という表現です。ゴスペルにおける感謝は、必ずしも願いがかなったことや、幸せな出来事だけに向けられるものではありません。苦しいときに支えられたこと、困難を乗り越えられたこと、そして今日まで生きてこられたこと。その一つひとつに神の恵みを見いだすことも、ゴスペルが伝える「Grateful」の大切な意味なのです。
Grateful
Lord I’m grateful
Grateful, Lord I gave my all to thee
感謝しています
主よ、心から感謝しています
感謝を込めて、主よ、私はあなたに自分のすべてを捧げました
ローマ人への手紙 12章1節
Present your bodies a living sacrifice, holy, acceptable unto God, which is your reasonable service.
「あなたがたのからだを、神に喜ばれる、生きた、聖なる供え物としてささげなさい。それが、あなたがたのなすべき霊的な礼拝である。」
この部分では、感謝の気持ちがさらに一歩進みます。最初は「神が私のためにしてくださったこと」への感謝でした。しかし、ここでは「その感謝に応えて、今度は私が自分のすべてを神に捧げます」と歌っています。
これは、神から受けた恵みに対して、何かを返さなければならないという義務ではありません。神から愛され、支えられてきたことへの感謝が、自然と自分自身を捧げたいという思いに変わっていくのです。
また、I gave my all to thee(私はあなたにすべてを捧げました)は、財産や所有物を差し出すという意味ではなく、自分の心、時間、才能、そして生き方そのものを神に委ねるという信仰の表現として理解できます。この短い歌詞には、ゴスペルが大切にしている「感謝から生まれる献身」という深いメッセージがあります。
私たちは何か良いことがあったときには感謝をしますが、日々の生活の中で受けている恵みには、なかなか気づかないものです。また、困難や悲しみを経験しているときには、感謝する気持ちさえ持てなくなることもあります。しかし、聖書が語る感謝とは、単に自分にとって都合の良い出来事を喜ぶことではありません。過去を振り返ったとき、苦しい時期にも自分を支えてくださった神の存在に気づき、その恵みを忘れずにいることなのです。
Praise You ― 感謝から賛美へ
Praise You
Lord I praise You
Praise You for the things You’ve done for me
あなたを賛美します
主よ、あなたをほめたたえます
私のためにしてくださった、すべてのことを感謝し、あなたを賛美します
詩篇 28篇7節
The LORD is my strength and my shield; my heart trusted in him, and I am helped: therefore my heart greatly rejoiceth; and with my song will I praise him.
「主はわが力、わが盾。わたしの心は主に寄り頼む。わたしは助けを得たので、わたしの心は大いに喜び、歌をもって主に感謝する。」
これまで繰り返されてきた「Grateful(感謝)」という言葉が、ここでは「Praise You(あなたを賛美します)」へと変わります。
感謝と賛美はよく似ていますが、少し意味が異なります。感謝は、神が自分のためにしてくださったことに対する「ありがとう」という気持ちです。一方、賛美は、その恵みを与えてくださった神ご自身をほめたたえることです。つまり、この歌詞では、神から受けた恵みへの感謝が、神そのものをたたえる賛美へと広がっているのです。
詩篇28篇7節にも、神に助けられた喜びが、歌による賛美へと変わっていく様子が描かれています。ゴスペルにおいて歌うことは、単に美しい音楽を奏でることだけではありません。自分が経験してきた喜びや苦しみ、そしてそこに見いだした神の恵みを、歌声にして表現することでもあるのです。
Praise You
Lord I praise You
Praise You, I give my all to thee
あなたを賛美します
主よ、あなたをほめたたえます
あなたを賛美し、私のすべてをあなたに捧げます
ローマ人への手紙 12章1節
Present your bodies a living sacrifice, holy, acceptable unto God, which is your reasonable service.
「あなたがたのからだを、神に喜ばれる、生きた、聖なる供え物としてささげなさい。それが、あなたがたのなすべき霊的な礼拝である。」
ここで注目したいのは、I give my all to thee(私のすべてをあなたに捧げます)という言葉です。
最初の「Grateful」では、神への感謝の気持ちが歌われていました。そして「Praise You」では、その感謝が賛美となり、最後には自分自身のすべてを神に捧げるという決意へとつながっていきます。
聖書において「自分を捧げる」とは、特別な宗教的行為だけを意味するものではありません。日々の生活の中で、自分に与えられた時間や才能を大切にし、神の教えに従って生きようとすることも、その一つです。
また、ここでの all(すべて)には、自分の優れた部分だけでなく、弱さや迷い、不完全な部分も含まれていると受け取ることができます。完璧な自分になってから神に捧げるのではなく、今のありのままの自分を神に委ねる。そこには、神への深い信頼が表れています。
この曲は「Grateful(感謝)」から「Praise You(賛美)」へ、そして「I give my all to thee(献身)」へと進んでいきます。
神の恵みに気づくことで感謝が生まれ、その感謝が賛美となり、やがて自分の生き方そのものを神に捧げたいという思いへとつながっていく。この流れこそが、この曲を理解するうえで大切なポイントなのです。
Satisfy My Soul 東京(江古田・御徒町・中野・高田馬場・初台)
Satisfy My Soul 中部(名古屋新栄・鶴舞)

投稿者
kingbee33@gmail.com
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