求めなさい。そうすれば、与えられるであろう。新約聖書 マタイによる福音書 7章7~12節(口語訳)

神への強い信頼に基づいた有名な聖句
新約聖書 マタイによる福音書 7章7~12節(口語訳)
7 求めなさい。そうすれば、与えられるであろう。捜しなさい。そうすれば、見いだすであろう。たたきなさい。そうすれば、開けてもらえるであろう。
8 すべて求める者は得、捜す者は見いだし、たたく者には開かれるからである。
9 あなたがたのうちで、だれがその子がパンを求めるのに、石を与えるだろうか。
10 魚を求めるのに、へびを与えるだろうか。
11 このように、あなたがたは悪い者ではあっても、自分の子には良い贈り物をすることを知っている。まして、天にいますあなたがたの父が、求める者に良いものを下さらないことがあろうか。
12 それだから、人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。これが律法であり、預言者である。
🔹 解説とメッセージ
この聖書の箇所は、「求めなさい、そうすれば与えられる」 という有名な言葉で始まります。これは、私たちが神に対して積極的に求める姿勢を持つことの大切さを教えています。
🔸 7~8節:神への信頼と積極的な求め
- 神は、求める者に与え、捜す者に答え、たたく者に門を開かれる方です。
- これは、単に物質的な祝福ではなく、霊的な導きや知恵、愛、恵みを求めることも含みます。
- 信仰とは受け身ではなく、神に対して積極的に願い求めることが大切なのです。
🔸 9~11節:神の愛と良き賜物
- イエスは、親が子どもに良いものを与えることを例に挙げ、「天の父」はそれ以上に良いものをくださる と保証しています。
- これは、神が私たちの必要を知り、最善のものを備えておられるという励ましです。
- ただし、私たちが求めるものが必ずしもそのまま与えられるのではなく、神の最善のタイミングと方法で与えられることを信じることが大切です。
🔸 12節:「黄金律(ゴールデンルール)」
- 「人にしてもらいたいと思うことを、あなたがたも人にしなさい」 という言葉は、「黄金律」とも呼ばれ、キリスト教倫理の核心です。
- 自分の利益だけでなく、他者を思いやり、愛を持って行動することの重要性を教えています。
- これは単なる道徳ではなく、神の愛を受けた者が自然に表すべき行動なのです。
🔹 この聖句から学べること
- 信仰を持って神に求めることの大切さ
- 受け身ではなく、積極的に神に願い求める姿勢を持つ。
- しかし、自己中心的な願いではなく、神の御心に沿った願いを求める。
- 神の愛と最善の導きを信じること
- 神は私たちに最も良いものを与えてくださると信じる。
- 祈りがすぐに叶わなくても、神の計画があることを理解する。
- 他者への愛と実践
- 自分がしてほしいことを他人にもする。
- 神の愛を実践し、周囲の人々に良い影響を与える生き方をする。
🔹 実生活での適用
✅ 祈りの時間を大切にする – 毎日の生活の中で神に願い求める時間を持つ。
✅ 信仰を持って前向きに生きる – 失望せず、神が最善を備えてくださると信じる。
✅ 人を愛し、思いやる行動をする – 家族、友人、職場の人々に対して、愛をもって接する。
この箇所は、単なる希望ではなく、神の確かな約束です。神に信頼して求め、そして周りの人々にも愛をもって接していければいいですね!😊✨

投稿者
kingbee33@gmail.com