大人の為の部活系ゴスペルSatisfy My Soul(サティマイ)です。大阪中津・豊中・神戸元町・京都・博多天神・東京高田馬場・名古屋で練習しています♪

Bee考欄 2019.2.11

徒然日記

今シーズンのサティマイは日常にライブする!

2016年くらいまでは年に二回ほど自主開催する大きなコンサートが活動の軸となっていました。その頃はZeppナンバや中之島中央公会堂、クレオ大阪や大阪城野外音楽堂などの比較的大きな会場を借りてましたし、バンドマンにお願いして全曲生演奏でコンサートをしていましたので、日々の僕たちのレッスンはその日に向けての練習という形でした。

しかし、年に2回の「その日」を特別なものにしすぎると、団体の活動そのものにに大きな違和感を感じることが多々ありました。ますは本番に演奏してくれるバンドのメンバーとは直前のリハーサルでしか顔を合わせないために、バンドサウンドに慣れていない大半のメンバーは、音そのものには感動するものの、余計な緊張で日頃の良い歌が歌えないということ。

そしてもう一つはお客さんを前にした特別な空気感はその日にしか確認できないために、いろんな部分が行き当たりばったりになってしまうことも多々ありました。

僕はそのたびに、「普段のレッスンではもっとリラックスしていい歌を歌うのに・・」と思い、歯がゆいと同時に申し訳ない気持ちになっていました。どうにかして「日常のレッスン」の良い雰囲気をライブという「特別」な場所に持っていくことができないかを考えました。

そして出た結論が「日常のレッスン」の意識を常に「ライブ・モード」に持っていき、特別な日である本番はその「日常」のままに、いつもどおりにやればいいんだということに気が付きました。

普段のレッスンで「最高」のテンションを!

昔からの性格ですが、僕は自分が持っているものだけが大好きで、過去に持っていたもので失くしたものや、今まで持ったことのないモノには何の執着もありません。

なのでステージであろうと日常のレッスンであろうと、目の前にいる人だけでその日に作ることのできる最高のサウンドを心から求めます。いない人のことを思い出して「あの子がいてくれたら・・」とかそういう類の無いものねだりをすることが嫌いというより、考えること自体がめんどくさいと思ってしまうのです。

そこにいない人のことを考えるのと、そこにいる人との「もう一工夫」を考えるのはどっちが楽しいか?いちいち書かなくてもわかることです。

だからこそ毎日のレッスンで教室に来てる人の顔を見渡して、「今日はこのメンツならどんなうまい料理が作れるか?」という部分にモチベーションの全てを注ぎ込み、2時間という時間の中で何度かの完成にトライするのです。毎日、そこに誰がいようといまいと「その日の最高のテンションに触れる」ことを繰り返し、ライブの当日もそのうちの一日にすることが今期のサティマイのやっていることです。

だから毎日が最高に楽しいのです。

他人はとりあえず気にしなくていい。

もう一つ、サティマイが今期特に大事にしていることは「自己完結型ゴスペル」です。

他人に何を言われようと関係ない。横で誰かがどんな歌を歌っていようと気にしない。自分がこの曲の中にどのような景色を見て、そしてどのように歌いたいか・・・?このことだけにこだわって「自分」にとことん向き合って欲しいと思います。

ゴスペルのメッセージは「JESUS IS LOVE」です。「ジーザスは愛であり、心の奥深くに共にいる」。

これは言葉を変えれば、「自分をもっと愛して良い」ということ。僕たちはこの世知辛い日常の中で、「もっと自分を愛してもいい」という時間を持っているのです。その時間は誰かに与えられたわけではない。「ゴスペルを歌いたい」と以前に思った「自分」が自らの意思で手にした時間です。

わかりますか?

「自分」がゴスペルを歌う気になって、無料体験レッスンに申し込んで、「自分」で入会を決めて、そしていまゴスペルを歌うことで癒され「自分」の魂が満たされて、そして「自分」を愛することを赦される。

「自分」しか出てこない!!!!他人が出てくるのはもっともっと後なんです!!!

普段からレッスンでこのことは口が酸っぱくなるほど話していますのでこれ以上は書きませんが、参加しているメンバー全員が神様に愛されることを知ることで心が自立し、しっかりと「安らぎ」の根を下ろしているうえで歌われるゴスペル・・・・。

急な坂道を無理に登ろうとしたり、逆に転げ落ちたりしながら15年。これが今のサティマイの求めるゴスペルです。