Raise the roof / Lamar Campbell
Lamar Campbell による「Anthem Of Praise」
I hear there’s a Man, who reigns in the land,
この地を治める方がおられると耳にします。
He gives sight to the blind, turning water into wine.
盲人に視力を与え、水をぶどう酒に変えられるのです。
📖 関連する聖書の箇所
- Luke 7:22(ルカの福音書 7章22節)
“The blind receive their sight, the lame walk, lepers are cleansed…”
「盲人が見え、足なえが歩き、らい病人が清められ…」 - John 2:9-11(ヨハネの福音書 2章9~11節)
“Jesus… turned the water into wine.”
「イエスは水をぶどう酒に変えられた。」
このパートは、イエス・キリストの奇跡と権威について歌っています。「地を治める方」として紹介されるイエスは、視力を失った人に目を開かせ、水をぶどう酒に変えるような超自然的な力を持っています。これは単なる奇跡の話ではなく、「あなたの人生も変えることができる方がいる」というメッセージでもあります。苦しみや不安の中にある時、私たちは「見えない」状態にあるかもしれません。でもこのお方は、その暗闇に光を与えてくれるのです。
Uniting every race, preaching of His father’s grace,
あらゆる民族をひとつにし、御父の恵みを説き、
They say He can save your soul, if you let Him take control.
この方に委ねるなら、魂を救うことができると言われています。
📖 関連する聖書の箇所
- John 3:16(ヨハネの福音書 3章16節)
“For God so loved the world, that he gave his only Son…”
「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された…」 - Galatians 3:28(ガラテヤ人への手紙 3章28節)
“There is neither Jew nor Greek… for you are all one in Christ Jesus.”
「ユダヤ人もギリシア人もなく…あなたがたは皆、キリスト・イエスにあって一つです。」
この歌詞は、イエスがもたらす「一致」と「救い」に焦点を当てています。肌の色や文化、出自に関係なく、すべての人をひとつにする力。それが、神の恵みです。そしてそれは、ただ「知る」だけではなく、「委ねる(take control=支配権を渡す)」ことで私たちの魂に本当の変化がもたらされる、と歌っています。
私たちの人生にもコントロールできない状況があります。でも、この方に人生のハンドルを預けるなら、新しい歩みが始まるという希望がここに込められています。
He cares for His people, they fear no evil,
主はご自分の民を心にかけておられ、彼らはどんな悪も恐れません。
If you’ll let Him in, a new life will begin.
もしあなたが心に迎え入れるなら、新しい人生が始まります。
📖 関連する聖書の箇所
- Psalm 23:4(詩篇 23篇4節)
“Even though I walk through the valley of the shadow of death, I will fear no evil, for you are with me…”
「たとい死の陰の谷を歩むとしても、わたしはわざわいを恐れません。あなたがともにおられるからです。」 - Revelation 3:20(ヨハネの黙示録 3章20節)
“Behold, I stand at the door and knock. If anyone hears my voice and opens the door, I will come in to him…”
「見よ、わたしは戸の外に立ってたたく。だれでもわたしの声を聞いて戸を開けるなら、わたしはその人のところに入って行く。」
この部分は、神がその民を守り、恐れから解放してくださるという信頼を歌っています。詩篇23篇は、多くの人に慰めを与える詩で、「主がともにいるから、私は恐れない」という確信が語られています。また、「心に迎え入れる」という表現は、黙示録の「戸の外に立ってたたく」イエスの姿に重なります。神は強制的にではなく、あなたの心のドアが開かれるのを待っておられるのです。その瞬間から、新しい人生の幕開けが始まるのです。
He gives victory for those who believe,
信じる者には、勝利が与えられます。
He wants the world to see that He’s come to set us free.
主はこの世界に、自分が私たちを解放するために来られたことを示したいと願っておられます。
📖 関連する聖書の箇所
- 1 John 5:4(ヨハネの第一の手紙 5章4節)
“For everyone born of God overcomes the world. This is the victory that has overcome the world—even our faith.”
「神から生まれた者はみな、世に打ち勝つからです。世に打ち勝つ勝利、それは私たちの信仰です。」 - John 8:36(ヨハネの福音書 8章36節)
“So if the Son sets you free, you will be free indeed.”
「もし子があなたがたを自由にするなら、あなたがたはほんとうに自由なのです。」
このセクションでは、「信仰による勝利」と「真の自由」がテーマになっています。信じる者には、世の中の困難や罪の力に打ち勝つ力=勝利が与えられるという約束。そしてそれは、私たちだけのためでなく、全世界が「イエスが解放者である」と知るためでもあるのです。
神の救いは個人的であると同時に、普遍的です。あなたが信じるその一歩が、誰かに希望を示す光にもなるのです。
So lift your hands in praise, celebrate today,
だから賛美の手を高く上げ、今日という日を喜び祝いましょう。
Sing glory to His name for the Lord does reign.
主の御名に栄光を歌いましょう、主は確かに治めておられます。
📖 関連する聖書の箇所
- Psalm 47:1–2(詩篇 47篇1〜2節)
“Clap your hands, all peoples! Shout to God with loud songs of joy! For the Lord, the Most High, is to be feared, a great king over all the earth.”
「すべての国々の民よ、手をたたけ。喜びの声をあげて神をたたえよ。主、いと高き方は、恐るべき方。全地を治める大いなる王。」 - Philippians 4:4(ピリピ人への手紙 4章4節)
“Rejoice in the Lord always; again I will say, Rejoice.”
「いつも主にあって喜びなさい。もう一度言います。喜びなさい。」
ここでは、「賛美」「祝い」「主の統治」がテーマです。信仰は静かな祈りだけでなく、喜びを表すエネルギッシュなものでもあります。「賛美の手を上げる」という行為は、神への感謝と服従のしるし。そして「主が治めておられる」ことに安心して、今日という日を喜んで祝うことが勧められています。
心が沈んでしまう日でも、「今日、主がおられる」それだけで、賛美の理由になります。
Let’s shout with joy, everybody raise your voice,
さあ、喜びの声を上げよう!みんなで声を合わせよう!
(He wants the world to see)
(主は世界に示したいと願っておられる)
(He’s come to set us free)
(主は私たちを自由にするために来られたのです)
📖 関連する聖書の箇所
- Psalm 100:1–2(詩篇 100篇1〜2節)
“Make a joyful noise to the Lord, all the earth! Serve the Lord with gladness!”
「全地よ、主に向かって喜びの叫びをあげよ。喜びをもって主に仕えよ。」 - Luke 4:18(ルカの福音書 4章18節)
“He has sent me to proclaim liberty to the captives and recovering of sight to the blind, to set at liberty those who are oppressed…”
「主は…捕らわれ人に解放を、盲人に視力の回復を告げるために…しいたげられている人々を自由にするために…」
この部分は、みんなで声を上げ、喜びにあふれる賛美をささげる呼びかけです。そしてその中に、歌の根幹となるメッセージが込められています。それは、「主は全世界に、私たちが自由になれることを知らせたいと願っておられる」ということ。
この「自由」は、束縛、過去、罪、恐れ、孤独、何であれ私たちを縛っているものからの解放を意味します。神は「見てほしい!」と願っておられます。それは、あなたが変えられた姿を通して、他の人も自由になれることを知ってもらうためです。
(Everybody lift your hands), raise the roof.
(みんな手を上げよう)、屋根が吹き飛ぶほどに賛美しよう!
(Stand up on your feet now and praise Him).
(さあ立ち上がって主を賛美しよう)
📖 関連する聖書の箇所
- Psalm 134:2(詩篇 134篇2節)
“Lift up your hands to the sanctuary and bless the Lord!”
「聖所に向かって手を上げ、主をほめたたえよ!」 - Nehemiah 8:6(ネヘミヤ記 8章6節)
“Then all the people answered, ‘Amen, Amen,’ lifting up their hands. And they bowed their heads and worshiped the Lord…”
「民は皆、『アーメン、アーメン』と答え、手を上げて主を賛美し、ひれ伏して主を礼拝した。」
ここでは、全員参加の賛美が呼びかけられています。手を上げる、立ち上がるという行為は、神への尊敬・感謝・完全な献身を象徴しています。信仰は「静かな心の中のもの」だけではなく、体全体を通して表現するものでもあるんですね。
「Raise the roof」は比喩的に「熱狂的に盛り上げる」という意味ですが、ここでは「天まで届くような賛美を捧げよう!」という霊的なメッセージが込められています。
(Everybody lift your voice), raise the roof;
(みんな声を上げよう)、屋根を吹き飛ばそう。
Raise the roof off with praise.
賛美で屋根をぶち破ろう。
📖 関連する聖書の箇所
- Psalm 150:6(詩篇 150篇6節)
“Let everything that has breath praise the Lord! Praise the Lord!”
「息あるものはみな、主をほめたたえよ。ハレルヤ!」 - Isaiah 12:5(イザヤ書 12章5節)
“Sing praises to the Lord, for he has done gloriously; let this be made known in all the earth.”
「主をほめ歌え。主は栄光あることをなされた。そのことを全地に知らせよ。」
「声を上げる」「屋根をぶち破る」ような賛美は、単なる感情の爆発ではなく、神がどれほどすばらしい方かを全世界に示す行動です。
「すべての息あるものは主を賛美せよ」とあるように、命ある私たちができる最大の応答は、賛美です。そこには、自分が救われたことへの感謝、解放された喜び、そして他の人にもこの喜びを分かち合いたいという願いが込められています。
「The roof, the roof, the roof is on fire」は、80〜90年代のクラブ系・ヒップホップ系楽曲(例:「Rock Master Scott & the Dynamic Three」や「」など)でよく知られているコール&レスポンス形式の掛け声です。
このフレーズは多くの場合、
🔥「場が盛り上がってヒートアップしている!」
🔥「盛り上がりすぎて屋根が燃えてるぞ!」
…という比喩的な表現で、「Raise the Roof」と近いけれど、ゴスペル的な文脈ではない使われ方が一般的です。
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投稿者
kingbee33@gmail.com
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