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レコーディング付個人レッスン

自分に向き合う機会になれば最高!

来月の夙川カトリック教会でのライブに向けて、リード・ヴォーカルにエントリーしている方などが豊中スタジオのレコーディング付個人レッスンに今月はたくさん参加されています。

まず来たらすぐにテイク1を録音しますが、まあ大体は緊張で上ずって音を外したりテンポが走ったりです。

その後、テイク1を聴きながらまずは「良いところ」を探していきます。会話していくうちに本人が無意識に感じている課題がはっきりと見えてきますし、気持ちも少しリラックスしてくるのでテイク2を録音。

だいぶいい感じの部分が増えてきます。ここで何よりも大事なのは緊張が解けることでなめらかな音のつながりが増え、また息の流れが良くなることで大きな声でなくてもタイトな音の立ち上がりが作れるということを理解してもらいます。要は「緊張」しなければみんなそこそこ上手いんです。

テイク3はリラックスついでにもうちょっとはっちゃけた感じを出してもらいます。

良いところも増えますが、このテイクでは勢いや慣れが入ってコントロールを失った音は、本人は楽しいけど実はちょっと冷めた耳で聴くとそんなに良いものではないことがわかると思います。「やりすぎるとこうなる」がわかればよいと思います。

自己流の歌は「くせ」?それとも「個性」?

みんなそれぞれ自分流のテクニックを持っています。

一瞬それが出てくると「ハッ」とするほどの輝きを感じます。記憶に残るワン・フレーズはこんな部分が生み出します。でも多用してその自己流アプローチが曲の間に何度も使われるとやたら耳につく「くせ」となって聴こえてきます。

実力のあるプロの歌手でも、コンディションが悪くてなかなか普段通りに歌えない時などは感触を確かめるために必要以上に出してしまい結果逆効果となります。これは自分の中の達成感や満足感を早く感じて不安を取り除きたいからではないでしょうか?要は「自己中」になったときにおこるもの。

レコーディング・レッスンは良い部分と出過ぎたら耳に着く部分をはっきりと分けて、その両方が自分の中にある「要素」だということを理解してもらうためにやります。

いい先生に教えてもらったり、真似をすることも上手くなるためには必要なプロセスですが僕の考えは、自分で判断しやりたい形を発見できるようになること。そしてそれに対して何が足りないかを理解し、自分の力で修正する力を持つ人こそが頼りになる「ヴォーカリスト」だと思います。

 

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