レコーディング付・個人レッスン


 

去年、12月より始まった「レコーディング付き個人レッスン」。すでに16名の方が受講されています。

 

内容はというと、まずはピアノを使った簡単な発声練習で一番いい音域と音色を探っていきます。

その後、自由に決めていただいた課題曲をいきなりフルコーラスでレコーディング。

 

別に課題曲は何でも構いません。ゴスペルのレッスンで歌われている曲のリードやコーラスを希望される方もいれば、昔からカラオケなどで歌っている歌い慣れた曲を希望される方もいます。

このレッスンの目的は「良いところを見つけてさらに伸ばす」ことを重視しており、そういう意味では「ゴスペルの歌唱レッスン」というよりは「歌そのもの」に向き合う形となっています。

 

レコーディングはスタインバーグ社のおなじみ「CUBASE」というソフトで行います。PROTOOLSも良いソフトですけど、やはり使い慣れたCUBASEが作業も早いし癖もわかっているのでしっくりきます。

 

上にも書いたようにまずはなんのアドバイスもなく、フルコーラスでTAKE 1を録音します。それをプレイバックで確認しながら、まずは自分の声の好きな部分、もしくはTAKE 1で聴こえてくる「うまく歌えた部分」を分析し、その部分をよりかっこよくするためのアドバイスに入ります。あくまでもこれは一つの提案であり、基本的には本人がどのように歌いたいかというイメージをはっきりさせるための作業です。

大まかに分けたらリズム、音色、ピッチ、ダイナミクス、発音の5つを見直す形になりますが、一つのテイクの間に「改善」もしくは「試行」するテーマは一つに絞ります。「発音」をテーマにするなら次のテイクのための練習は「発音」だけを気を付けていくというように。

そして何度か録音テイクを重ねます。時間にして1時間30分を目安に作業を繰り返していき、3~4テイクをレコーディングします。

 

あくまでこれは作品を作るためではなく、きれいな音でバランスよく「いまの自分の生々しい現実」を記録する目的なのでエフェクトはほとんどかけずに全テイクをオーディオ・ミックスダウンしたものをお渡しします。あとはそれをご本人が家で聴きながら、自分の理想のイメージとのギャップをどう埋めるかを考えるというもの。

 

 

このレッスンを受講される前は歌に「コンプレックス」を持っていた生徒さんが、自分は思ってような「音痴」じゃないとわかり、積極的にレッスンの中で歌に向き合う姿勢を見せてくれるのは本当にうれしいです。2月からもできるだけご希望に添える形でお付き合いさせていただこうと思っています。