ボーカル初心者のためのアドバイス その1 イメージ・トレーニング

初めてゴスペルの無料体験レッスンに来られた方や新規入会された方の多くは、「ゴスペル」をとても難しいものと捉えてしまいがちです。

そりゃあそうですよね?ただでさえ「やったことがない事」な上に初対面の人に囲まれて、しかも日常生活ではあまり耳にしない大声の大合唱が目の前で始まるんですから・・・。

先日の梅田のレッスンで、ある新入会の生徒さんが発声練習の時にまったく声を出さず、口も閉じたままだったので「どうしたん?」って聞いたら、「発声練習なんてやったことがないので出来ないです・・」と返ってきました。

僕:「そうなんや・・。じゃあ一緒にやろか?」「まずは歌詞からね」「音程は無しで同じように言ってみてくれる?はい!あ~え~い~お~う~~~」

新入生:「あ~え~い~お~う~~~」

僕:「はい、オッケー」「じゃあ次はでかい声でいこか。はい!あ~え~い~お~う~~~」

新入生:「あ~え~い~お~う~~~」

僕:「はい、これも一発でオッケー」「じゃあ次はみんなと同じように音階をつけようか?はい!あ~え~い~お~う~~~」

新入生:「あ~え~い~お~う~~~」

僕:「いけてるやん!!あ、転調したよ!半音上がった!!あ~え~い~お~う~~~」

新入生:「あ~え~い~お~う~~~」

僕は彼女と一緒に「あ~え~い~お~う~~~」と歌ってただけで具体的なやり方は何も教えていません。ただこれだけのことなら隣で歌っていた他の生徒さんもずっとやっていたこと。しいて言うなら僕は彼女に「出来るか?出来ないか?」を考えさせずにとにかくやってもらっただけです。

ゴスペル初心者の方がとらわれている「勘違い・その1」は「やったことない=できない」というもの。これはちゃんとその文字通りの解釈をするべきです。「やったことない」は「やったことない」であって決して「できない」ではないのです。

つぎに紹介するゴスペル初心者の「勘違い・その2」は「上手くできなかったらどうしよう?」です。これには突っ込みどころが2つあります。まず最後の「どうしよう?」ですけれども、逆に聞きたいです。「どうするおつもりなんでしょうか?」と・・・。答えは簡単です。「どうもしなくていいから、何回もやってみてください」です。この「どうしよう?」はある意味、周りの目を気にしているんでしょう。でもね・・・「みんな自分の練習に集中してるから、そんなにあなたのことを見てません!!」

あと前半の「上手くできなかったら」、これは本当に初心者だけでなく長くゴスペルを歌っている人にも覚えていてほしいことですが、歌なんてうまく歌える確率は野球の打率並だと思っています。ですので1回や2回の練習で上手く歌えるわけがない。言い換えれば、上手く歌えないことは日常当たり前の出来事であり、気に留めることではありません。

いかがでしょう?

歌を歌ううえでイメージはとても大切なものです。すべてを重くイメージすればすべての出来事を重く感じます。どうせならワクワクしたイメージで歌われたらどうでしょう?

「あんな風に歌えるようになりたいな」とか、「これが出来たら楽しいだろうな」とか・・・。

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